大学と中堅・中小企業が、成長や将来的な需要が期待できる産業分野の未来技術や未来社会を考え、新たな製品開発を目指す未来産業のタネを考える場「未来技術交流会」を、「ロボット」をテーマに開催いたします。産学連携のきっかけ作りに是非ご参加ください。
■日時: 平成27年3月19日(木)15:00~18:00
■会場: 京都商工会議所 第1教室(2階)
■内容:
【第一部】基調講演・意見交換 15:00~17:00
1.『ロボットの社会学』序説
私たちはついに、文字通り「ロボットと生きる」時代を迎えました。社会全体に深く広くロボットが浸透し、生活や仕事、政治や文化までもがロボットに大きく依存するようになります。学問的にも従来の工学的枠組みを起点としつつ、人文科学、社会科学、そして哲学的アプローチを試みるべき時でしょう。そのための作業仮説の提示を試みます。
講師:龍谷大学 社会学部コミュニティマネジメント学科 准教授 築地 達郎 氏
2.『日常生活を支援するロボット』
知的な振る舞いをすることが可能となったロボット、これからの時代に人間はどのようにそれらと共生し、どんな素晴らしい世界を切り開いて行くことができるのかということについて、学内に所有する実感住宅におけるロボットによる調理支援や服装コーディネート支援、運転支援などの取組事例を中心に分かり易く解説します。
講師:京都産業大学 コンピュータ理工学部インテリジェントシステム学科 教授 上田 博唯 氏
3.『ロボットの機構と要素技術』
階段の昇降や水中・雪上を移動するビークル、エスカレータ移動できる車椅子など、単純な構造で多機能にするロボットの機構の使い方を紹介します。また、ウォームギヤの特殊な使い方による機能の拡大や、モータ駆動に油圧を組み合わせた強力なアクチュエータなど、ロボットの可能性を広げる要素技術も提示します。
講師:龍谷大学 理工学部機械システム工学科 教授 岩本 太郎 氏
【第二部】懇親・交流会 17:00~18:00
■対象: 「ロボット」分野での産学連携等に関心のある中堅・中小企業の代表者、技術担当者等
■申込方法: チラシにご記入の上FAXまたはE-mailで下記までお申し込みください。
■参加費: 無料(但し第二部懇親・交流会参加の場合は別途1,000円を当日拝受いたします。)
■定員: 30名(先着順)
■お申込み・お問合せ先: 京都産学公連携機構 立川、宮田
TEL:075-229-6455 FAX:075-211-1881 E-mail:sangakukou@kyo.or.jp