食料問題や環境負荷、未利用資源、土壌の劣化など、私たちの暮らしを取り巻く課題に、農学研究はどのように応えることができるのでしょうか。
土壌の数値化と科学的な処方提案、環境負荷の少ない次世代の食料生産システム、シロアリを活用した未利用木材の飼料化・食料化――。今回は、京都を代表する三大学から、農学・生命環境分野の研究成果の事業化に取り組む3名の研究者をお迎えします。起業の契機や研究成果を社会に届けるまでの道のり、研究者が事業に関わる意義と難しさについて、研究者による起業のリアルを語っていただきます。
研究成果の事業化に関心のある研究者をはじめ、大学発スタートアップ、産学連携、起業支援に携わる皆様のご参加をお待ちしています。
リンク・詳細:https://open.kyoto/calendar/64618/
■開催日時:2026年9月15日(火)18:15~20:30 (うち19:50~20:30は交流会。現地参加者のみ)
■開催方式:ハイブリッド開催
■会 場:対面会場 京都経済センター3階 KOIN https://open.kyoto/access/
■オンライン Zoomウェビナー
■定 員:KOIN会場:50人(申込多数の場合抽選)オンライン:100人(先着順)
※対面会場で抽選となった場合、ご参加可否については9/11(金)までにご案内いたします。
■申 込:https://business.form-mailer.jp/fms/d1744159360111
■申込締切:対面会場 9月 11日(金)正午まで オンライン9月15日(火)18:15まで
■費 用:無料
■主 催:一般社団法人京都知恵産業創造の森、京大オリジナル株式会社
■共 催:京都大学成長戦略本部、京都府立大学(予定)
E-mail:event1@kyodai-original.co.jp
▼18:20-19:05 トークセッション①(3名の研究者からの研究・取組紹介)
▼19:05-19:50 トークセッション②(ディスカッション、質疑応答)
▼19:50-20:30 交流会(対面会場のみ)
【登壇者】
▲久保 幹 先生
工学博士、立命館大学生命科学部 教授
1994年イリノイ州立大学医学部(文部省在外研究員)、1997年立命館大学理工学部助教授などを経て、2002年から現職。2015年に一般社団法人SOFIX農業推進機構、2022年には株式会社SOFIXを立ち上げ、代表取締役に就任。主な著書は『土壌づくりのサイエンス:世界初!微生物量がみえる土壌診断SOFIXによる有機農法ガイド』(単著, 誠文堂新光社)、 『バイオテクノロジー 第2版: 基礎原理から工業生産の実際まで』(分担執筆、 大学教育出版)など。
<株式会社SOFIX>
土の肥沃度を詳細に数値化でき、世界初の土壌分析技術である「SOFIX」(ソフィックス:Soil Fertile Index)により、土壌中の微生物量や働き(生物性)を数値化・見える化することで、勘や経験に頼らない科学的で再現性の高い有機農業を支援。当該技術は日本、アメリカ、中国、オーストラリアで国際特許取得済み。
▲増村 威宏 先生
農学博士、京都府立大学大学院生命環境科学研究科特任教授・学長特別補佐
2015年~京都府立大学大学院生命環境科学研究科教授および京都府農林水産技術センター生物資源研究センター理事
2020年~同大・副学長を兼務
2026年~同大・大学院生命環境科学研究科特任教授、同大・学長特別補佐 イネ種子 (米) の利用に関する研究に携わり、2025年度日本植物バイオテクノロジー学会学術賞を受賞。
<未来食研究開発センター株式会社>
2022年6月に大学発スタートアップで同社を設立し代表取締役社長に就任。室内で多段栽培できる背丈約20cmの小さな稲「京のゆめ」(令和7年度京都スマートプロダクトに認定)の栽培システムの開発、普及、および農業由来の温室効果ガス測定事業などを進めている。
▲松浦 健二 先生
農学博士、京都大学大学院 農学研究科 教授
2002年よりハーバード大学進化生物学分野(OEB)博士研究員、岡山大学大学院環境学研究科助教・准教授を経て、2012年より現職。2011年日本学術振興会賞, 日本学士院学術奨励賞受賞. 国際昆虫学会議ICE2024Kyoto事務局長、国際昆虫学会議評議員会会長などを務める。主な著書は『シロアリ―女王様、その手がありましたか!』(単著、 岩波書店)、『社会性昆虫の進化生物学』(分担執筆,、海游舎)など。
<チームWILFOOD>
シロアリの木材分解能力を応用し、未利用木材をニワトリなどの家畜飼料や食料へと再資源化する画期的なサーキュラーエコノミー(循環型食料生産システム)を開発。「森・虫・家畜・食(Woods-Insect-Livestock-Food)」を結ぶ持続可能なモデルとして注目を集め、第3回関西テックプラングランプリで最優秀賞を含む3賞を受賞。現在は法人化に向けた準備を進めている。
