大学概要 | ||
所在地 | (〒606-8588) 京都市左京区岩倉木野町137 | |
URL | http://www.kyoto-seika.ac.jp/ | |
概 要 | 京都精華大学は、1968年、「人間尊重」「自由自治」の精神に貫かれたまったく新しい大学を創造するため、京都・岩倉の地に短期大学として開学しました。以降、1973年の世界初のマンガクラスの開設にはじまり、2006年のマンガ学部の開設、2013年にはポピュラーカルチャー学部、2021年度には国際文化学部、メディア表現学部を開設するなど、既存の枠組みにとらわれることなく、つねに新しい学問領域を切り拓いてきました。 現在は、国際文化学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部、ポピュラーカルチャー学部、人文学部の5学部、学部横断型学位プログラム人間環境デザインプログラム、芸術研究科、デザイン研究科、マンガ研究科、人文学研究科のあわせて約3,500人の学生が、自由で自然豊かな環境のなか、世界に向けて発信するカルチャーとアートを学んでいます。 京都精華大学は、30年以上にわたるマンガ文化の教育・研究の蓄積から、国内外の学問としてのマンガ研究をリードしてきました。特に、2001年度に開設した表現研究機構マンガ文化研究所は、マンガとアニメーションに関する学術的研究を多角的に行い、日本マンガ学会の設立と運営を積極的に支援し、人的情報ネットワーク形成を推進してきました。これらの教育・研究実績とネットワークは、すべて京都国際マンガミュージアムの中核を担う国際マンガ研究センターに活用され、その進展を支えています。 また、教育研究活動の成果を社会に発信、還元するための組織として2021年に社会連携委員会を設置し、芸術、デザイン、マンガ、メディア表現、人文学やソーシャルデザインといった学部の専門性を活かし、企業や自治体等の学外のさまざまな組織・団体との連携によるプロジェクトに取り組んでいます。 学生が実際の社会から与えられる課題に取組み評価を得る実践的な教育活動を通して、教育研究活動の向上と創造的資源の活用を目指しています。主な活動として、社会の諸課題を教育研究活動に導き入れ、解決に向けたアイデアの提案や社会のニーズに「表現」で応える産学官連携事業、公開講座などを通して「表現」を軸とした文化プログラム事業を行っています。 さらに、企業等から、文章では理解しにくい情報をマンガで描く「機能マンガ」やイラスト等の制作を専門に請け負う事業推進室を京都国際マンガミュージアム内に設けています。これらの活動を通じ、本学の教育研究資源を社会へ還元し、貢献することを目指しています。 (https://www.kyotomm.jp/bpoffice/) | |
連携窓口 | ||
名 称 | 学長室グループ(社会連携担当) | |
所在地 | (〒606-8588) 京都市左京区岩倉木野町137 | |
電 話 | ( 075 ) 702 – 5263 | |
FAX | ( 075 ) 722 – 5440 | |
URL | https://www.kyoto-seika.ac.jp/about/society/index.html | |
crelab@kyoto-seika.ac.jp | ||
主な業務 | 社会のニーズに「表現」で応える産学官連携事業や、公開講座などを通して「表現」を軸とした文化プログラム事業の企画・運営、適切な研究者への橋渡しを行っています。 | |
名 称 | 事業推進室 | |
所在地 | (〒604-0846) 京都市中京区烏丸通御池上ル京都国際マンガミュージアム内 | |
電 話 | ( 075 ) 254 - 7411 | |
FAX | ( 075 ) 254 - 7424 | |
URL | https://www.kyotomm.jp/bpoffice/ | |
jigyou@kyotomm.jp | ||
主な業務 | マンガ学部や京都国際マンガミュージアムのバックアップのもと、企業等からのマンガやアニメーション、ポスター等の制作に関する窓口です。具体的な制作は京都精華大学の卒業生が行い、事業推進室が企画・進行、契約等のマネジメントを行っています。 | |
連携の取組み・特徴 | ||
京都精華大学では、企業や自治体と連携して取組む「産学連携プロジェクト」を積極的に行っています。企業と協力して、これからの社会に必要な商品を開発するプロジェクトや、学生ならではの視点を活かして、すでにあるものの新しい使い方やデザインを考えるプロジェクトなど様々なプロジェクトがあります。 マンガは、文章を読むよりもハードルが低く、視覚に訴えることができるため、販促や広報、教育・医療現場など、幅広く活用されています。全国で唯一マンガ学部を保有する京都精華大学では、マンガを使った様々な制作物を作成することが可能です。マンガ作画は、京都精華大学マンガ学部を卒業した新進気鋭のマンガ家が担当をします。また、専門スタッフが全案件について契約から企画立案、制作管理、納品、さらに知財管理(著作権管理)まで担当しています。 2020年度は、京都市内小中学校での連携授業の実施をはじめ、京都府府民環境部から依頼の食品ロスを減らすための動画制作、京都トヨタ自動車との連携でランドクルーザーの販促物のデザイン提案、また大丸京都店企画KKPプロジェクト(古都ごとく京都プロジェクト)へ参画し、パッケージデザインの提案をおこない3月に大丸京都店内に展示されました。 2021年度は、包括連携協を締結している京都府、京都市左京区、叡山電鉄との連携事業が継続しており、さらに、松栄堂薫習館の展示スペースでの学生作品の月替わりの展示は4年目に突入しています。また、今年度新たに採択された「令和3年度文化芸術振興費補助金(大学における文化芸術推進事業)」として、「マイノリティの権利、 特に SOGI をはじめとした〈性の多様性〉に関する知識と、それらを踏まえた表現倫理のリテラシーを備えたアートマネジメント人材育成プログラム」を開始しています。 | ||
主な連携事例 | ||
連携先 | 連携概要 | |
京都府 | 【マンガ冊子制作プロジェクト】 「看取り」や「危険ドラッグ」といった社会の課題になっているテーマを、幅広い世代の人に理解してもらうことを目的に、学生たちが描きたいテーマを選び、ネーム(マンガの設計図)を制作し、資料の収集や取材、担当者との打ち合わせを重ね、20ページのマンガ冊子を制作しました。 | |
下鴨警察署 | 防犯・犯罪抑止・交通安全啓発などのポスターやチラシ等広報物制作しました。特に、飲酒運転根絶をテーマに学生がデザインしたコースターは京都新聞にも掲載され、左京区と北区の飲食店に配布されました。 | |
朝陽物産(株)壬生温泉はなの湯 | 【銭湯浴場内背景画の制作】 壬生温泉はなの湯からの依頼により、銭湯浴場内壁画を制作しました。5年前に制作された壁画の劣化が進んだため、そのリニューアルデザインをデザイン学部イラストコースの在学生と教員が担当しました。 | |
叡山電鉄(株) | 【鞍馬駅前の大天狗像のリニューアルデザイン制作と京都精華大前駅のリノベーション】 叡山電鉄株式会社からの依頼により、鞍馬駅前に設置された大天狗像のリニューアルデザインおよび、京都精華大前駅の駅舎リノベーションを行いました。これは叡電鞍馬線開通90周年の記念イベントの一環として行われ、大天狗像のデザインはマンガ学部キャラクターデザインコースの在学生が、駅舎リニューアルはデザイン学部建築コースと大学院デザイン研究科の在学生がそれぞれ担当しました。 | |
(株)ボストンクラブ | 【若者の視点からのアイウェアデザインの提供】 和服が似合う、鷹のような力強さ、大人の可愛さをテーマに、学生がデザインしたメガネが商品化され、(株)メガネトップのアパレルメガネショップ「ALOOK(アルック)」で販売されています。 | |
参考資料 | ||
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主な連携分野 | ||
各種デザイン、 ストーリーマンガや機能マンガ等のマンガ全般・アニメーション制作 イラスト・ポスター等の制作、 キャラクター開発 など | ||
研究者情報 | ||
https://www.kyoto-seika.ac.jp/edu/faculty/ https://portal.kyoto-seika.ac.jp/gyoseki/japanese/index.html | ||
シーズ(研究成果・報告)情報 | ||
https://www.kyoto-seika.ac.jp/about/research/index.html | ||
知財(特許)情報 | ||
連携事例 | ||
https://www.kyoto-seika.ac.jp/about/society/index.html https://www.kyotomm.jp/bpoffice/ | ||
各種様式 | ||
https://www.kyoto-seika.ac.jp/about/society/index.html | ||
関連機関・団体 | ||
名称 | 内容 | |
京都国際マンガミュージアム | 概要 | 国内外の漫画に関する貴重な資料を集める日本初の総合的な漫画ミュージアムとして、2006年11月に京都市中京区の旧・龍池小学校跡地に開館し、明治時代の雑誌や戦後の貸本などの貴重な歴史資料をはじめ、現代の人気作品や世界各国の名作など、約30万点を所蔵している。 |
URL | https://www.kyotomm.jp/ | |
その他 | ||
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