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10月
15
同志社ビジネススクール 授業公開(10月15日~21日) @ 同志社大学 今出川校地 室町キャンパス 寒梅館、同志社大学 大阪サテライト
10月 15 @ 21:00 – 10月 21 @ 20:00

同志社大学大学院ビジネス研究科では、下記のとおり同志社ビジネススクールの「授業公開」を行います。
ビジネススクールの実際の授業を知る絶好の機会ですので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

■開催日
2022年10月15日(土)~ 21日(金)

■場所・アクセス
同志社大学 今出川校地 室町キャンパス 寒梅館
【アクセス・地図】http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/muromachi.html

同志社大学 大阪サテライト・キャンパス
【アクセス・地図】http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/osaka_o.html

■公開科目・日時
詳細は、https://bs.doshisha.ac.jp/admission/open_class.htmlをご覧ください。

■参加費
無料

■申込み方法
開催日の2日前までに事前申込が必要です。(各授業 先着約10名、教室定員により前後します)
授業公開お申し込みフォームをご覧ください。

■詳細URL
https://bs.doshisha.ac.jp/admission/open_class.html

■問い合わせ先
同志社大学大学院ビジネス研究科事務室
TEL :075-251-4600
E-mail:ji-dbs@mail.doshisha.ac.jp

■主催
同志社大学大学院ビジネス研究科(同志社ビジネススクール)

10月
17
〈京大発イノベーションを探る@健都〉 乳幼児期からはじめる生涯の健康づくり
10月 17 @ 16:00 – 18:45

〈京大発イノベーションを探る@健都〉
乳幼児期からはじめる生涯の健康づくり
―日本人乳幼児専用腸内細菌データベースの構築
~次世代の体と心の健康を目指す2大学・3企業の共同研究~

日本人乳幼児に特化したデータベースを整備し、日本初の子ども向け腸内検査キットと子育て世代のお母さんの心と身体の評価システムを共同開発した、産学連携チームからご登壇者をお招きします。京大・阪大の研究者と注目ベンチャーCSOの3名によるトークセッションです。

日時:2022年10月17日(月)16:00~18:40

形式・定員:ハイブリッド開催(現地参加定員:25名、オンライン参加:200名)

※現地会場:健都イノベーションパークNKビル1Fク・ラスターラウンジ

費用:無料

リンク・詳細:https://lp.krp.co.jp/tkl_event_input_20221017.html

主催:JR西日本不動産開発株式会社、京都リサーチパーク株式会社、京大オリジナル株式会社
共催:京都大学産官学連携本部
後援:大阪大学大学院医学系研究科 先進融合医学共同研究講座 先進融合医学研究会

問い合わせ先:京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 担当:池田tkl@ml.krp.co.jp

10月
18
京都大学SaMDセミナー PHRを巡るビジネス界の最前線
10月 18 @ 13:00 – 15:00

心電計機能を用いた診断支援や治療用アプリなどのプログラム医療機器(SaMD:Software as a Medical Device)については、厚生労働省からその実用化促進パッケージ戦略(DASH for SaMD)やSaMD該当性判断のためのガイドラインが公表されるなど、早期実用化に向けた取組みが展開されつつあります。
しかし、実際の運用場面では、データ収集時における個人情報の取り扱いや、プログラムの使用方法やアプリの表示方法によってSaMDに該当するかどうかの判断が困難であることなど、まだまだ課題が山積しています。
本セミナーでは、それらの課題の中でも、個人情報保護やセキュリティ確保などに多くの検討余地がある一方で、その活用により医療の高度化や医療費の抑制への期待が大きいPHR(Personal Health Record)を中心に、主にビジネスを進める側からSaMDの最新動向についてお聞きします。
医療機器メーカーや製薬企業などのご担当者、医療関係者はもちろんのこと、IT関係の方や行政の方など、SaMD及びデジタルヘルスにご関心ある方は是非お申し込み下さい。

リンク・詳細:https://www.kyodai-original.co.jp/?p=16463

日時:2022年10月18日(火)13:00~15:00(申込締切:10月14日(金)正午)
方式:オンライン開催
費用:無料
主催:KAHSI(Kyoto Advanced Health Software Intiatives)
共催:京都大学医学部附属病院
問い合わせ先:京大オリジナル株式会社 ソリューションデザイン部 KAHSI(かーし)担当
E-mail:event1@kyodai-original.co.jp

タイムテーブル:

13:00-13:05 開会挨拶
京都大学医学部附属病院医療情報企画部長/教授 黒田知宏
13:05-13:35 講演①
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業パートナー弁護士 落合孝文 氏
((一社)日本医療ベンチャー協会理事)
13:35-14:05 講演②「食事摂取内容をPHRとして活用するための取り組み」
京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 講師 池田香織
14:05-14:35 講演③ 「PHRサービス『auウェルネス』でKDDIが目指す世界」
KDDI株式会社 ヘルスケア事業推進部 シニアエキスパート 田口健太 氏
(PHRサービス事業協会(分科会3)幹事会社)
14:35-15:00 質疑応答 3名の登壇者への質疑応答(モデレーター KAHSI 黒田知宏・桐山瑶子)
10月
29
同志社ビジネススクール 入試説明会(10月29日対面&オンライン) @ 同志社大学 室町キャンパス 寒梅館
10月 29 @ 11:00 – 12:00

あなたもMBA(Master of Business Administration)に挑戦しませんか。
同志社ビジネススクール(DBS)は、働きながら学ぶ人のためにカリキュラムを構成しています。
また、24時間いつでも利用できる図書館や学習スペースを用意しています。
以下の要領で、入試説明会を開催しますので、お気軽にご参加ください。
対面にてご参加のかたは、当日はビジネススクール専用の大教室や図書館も見学できます。

■日時
2022年10月29日(土)11:00~12:00
ビジネス専攻(日本語)入試説明会

■場所・アクセス
同志社大学 室町キャンパス 寒梅館
(京都市営地下鉄「今出川」駅下車徒歩3分)
地図:http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/muromachi.html
※対面参加もしくはオンライン参加をお選びいただけます。

■詳細内容
DBSは、次のような方々に最適の学び舎です。
・わが国企業の国際的競争力のなお一層の強化に従事する方々
・中小企業の更なる成長と発展に日々取り組んでいる方々
・ベンチャー企業の設立を検討している起業家の皆さん
・高度な経営知識を習得し、日本企業や自国企業でのキャリア形成を目指している留学生の皆さん
DBSでMBAを取得した卒業生がすでに様々な企業の要職につき、活躍しています。

■参加料
無料

■交流会
なし

■申込み方法
参加希望の場合は、2023年度入試説明会参加お申し込み よりご予約下さい。

■問い合わせ先
同志社大学大学院ビジネス研究科事務室
TEL:075-251-4600 E-mail:ji-dbs@mail.doshisha.ac.jp
http://bs.doshisha.ac.jp/inquiry/inquiry.html

■主催
同志社大学大学院ビジネス研究科(同志社ビジネススクール)

■詳細URL
https://bs.doshisha.ac.jp/admission/briefing.html

学生交流イベントATOS(アトオス) @ 京都経済センターKOIN
10月 29 @ 17:30 – 20:30

学生交流イベントATOS(アトオス)は、「今の時間だけある学生生活に不満があるが何をしたらいいか分からない」

そんな学生に【学生起業・学生団体・就職活動・長期インターン】という自分の熱量を打ち込む選択肢の情報と

人の繋がりを提供することで、より自分で納得できる学生生活を送れる学生を一人でも増やすためのイベントです。

コロナ禍で多くの学生団体が活動を休止・停止してしまったり、学生どうしの交流が減ってしまったことに危機感を感じた同志社大学経済学部4回生の高永・福原、京都精華大学2回生の上田 3名で企画しました。

コミュニティ作りや就職活動に悩む学生の皆様、ただ語りたいだけの学生の皆様、是非参加ください!

日時・場所 2022年10月29日(土)17:30 ~ 20:30

京都経済センターKOIN

申込 こちらのURLから申込ください。
料金 無料(ドリンク、お菓子付)
<ゲスト>(敬称略)
– 学生起業&フリーランス 田中優大 様:オリジナルのコワーキングスペースを全国に展開
– 学生団体  fastener 様:美大生寄りの学生団体 社会に出た時に活きるスキル
– 就職活動  就活支援団体知るカフェ  疋田匠 様
– 長期インターン(ガクチカ作り) 地方学生のためのリモート・長期インターンシップ求人サイト COMPUS(コンパス)インターン生 様
<問い合わせ先>
京もの屋SEKIROKU
代表 高永雅人
メール:masatotakae@gmail.com
10月
31
【無料セミナー】バイオ・ヘルスケア企業における情報管理~研究開発情報、顧客情報等の取扱いについて~ @ ■健都イノベーションパークNKビル1Fク・ラスターラウンジ■オンライン会場 Zoomウェビナー
10月 31 @ 16:00 – 17:00

本セミナーでは、研究開発情報(実験データ、試作品情報等)等の技術情報のほか、顧客情報、取引先情報等の営業情報など多数の情報がどのような場合に法的に保護されるのか、これらの情報についてどのような管理が求められるのかについて、概要をご説明いただきます。

今一度この機会に、情報管理の基礎について学びなおしてみませんか。

みなさまのご参加をお待ちしています。

※次回も、特許出願・権利化・活用戦略等、バイオ・ヘルスケア企業の方々に役立つトピックが用意されています。どうぞお楽しみに!

 

詳細はこちら:https://lp.krp.co.jp/tkl_event_input_20221031.html?utm_source=chiesan&utm_medium=mail&utm_campaign=tmi2

 

■セミナータイトル: バイオ・ヘルスケア企業における情報管理~研究開発情報、顧客情報等の取扱いについて~

■日 時:2022年10月31日(月)16:00~17:00

■現地会場:〒566-0002 大阪府摂津市千里丘新町3-17

健都イノベーションパークNKビル1Fク・ラスターラウンジ

交通アクセス:JR京都線岸辺駅より徒歩7分

(定員25名)

■オンライン:Zoomウェビナー(定員200名)

※お申込いただいた方には、お申込み後と開催前日にZoomウェビナーのURLをご送付します

■イベント詳細:https://lp.krp.co.jp/tkl_event_input_20221031.html?utm_source=chiesan&utm_medium=mail&utm_campaign=tmi2

■主 催:JR西日本不動産開発株式会社、京都リサーチパーク株式会社

■お問合せ:京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 担当:池田 tkl@ml.krp.co.jp

≪K-CAP≫ 第11回「京商イブニングピッチ(事業プレゼン会)」 オーディエンス(参加者)募集 @ 京都商工会議所7-A・B会議室 及び オンライン
10月 31 @ 16:00 – 18:00

個性あふれる京都発ベンチャーの起業家3名が、自社の製品やサービスを売り込むプレゼンテーションを行います。11回目のテーマは、医療・福祉向け求人メディア、オンライン歯科検診、ドローン×AI森林解析です。登壇企業との協業や出資、融資などをお考えの皆様のご参加をお待ちしております!

≪概要≫
■日時:2022年10月31日(月)16:00~18:00
■場所:京都商工会議所 7-A・B会議室 及び オンライン(ZOOMウェビナー)
■参加費:無料
■会場定員:30名
■登壇企業 ※五十音順
(株)コムライズ 代表取締役 阪内 悠一 氏
「医療福祉業界に特化した求人メディア『ふくみっと』」
(株)スクリエ 代表取締役社長 岡本 孝博 氏
「スマホでオンライン歯科検診『HAKKEN』」
DeepForest Technologies(株) 代表取締役 大西 信徳 氏
「ドローンとAIで世界の森林管理の効率化と保全を」

主催:京都商工会議所
共催:大阪商工会議所、神戸商工会議所、JETRO京都、都心型オープンイノベーション拠点「Xport」、大阪イノベーションハブ、関西イノベーションイニシアティブ(代表幹事機関 公益財団法人都市活力研究所)(予定)
協力:一般社団法人京都知恵産業創造の森、REACH REACH(予定)

〔K-CAP(京都・知恵アントレプレナー支援プログラム)〕
京都商工会議所では、京都経済の未来を担う起業家や地域発ベンチャー、
スタートアップを集中的に支援する「京都・知恵アントレプレナー支援プログラム(K-CAP)」に取り組んでいます。

11月
2
京都市立芸術大学 公開講座《イブニング・テラス》第1回「京都市立芸術大学のキャンパス移転-アートが育てる想像と創造の力-」
11月 2 @ 18:00 – 19:30

《イブニング・テラス》は、京都市立芸術大学の教育や研究を公開することで、京都の知恵、文化、技術と融合し、さらなる京都の発展につなげていただこうと企画した連続講座です。第一回目は、来年10月にひかえた京都駅近くへの移転と、地域に開かれた新しいキャンパスの概要を説明するとともに、京都芸大の「想像を創造に育てる教育」について、本学の赤松玉女学長がお話しします。感性や創造性の在処について、参加者の皆様と意見交換をしたいと思います。

皆様のご参加をお待ちしています。

日時:2022年11月2日(水曜日)18時−19時30分
会場:京都経済センター3階 KOIN
定員:70名
参加費:無料
問合せ先:
◆一般社団法人 京都知恵産業創造の森 産学公連携推進部
TEL:075-353-2302  E-Mail:renkei@chiemori.jp
◆公立大学法人 京都市立芸術大学 総務広報課
TEL:075-334-2200 E-Mail:kyogei_pr@kcua.ac.jp
主催:公立大学法人 京都市立芸術大学
共催:一般社団法人 京都知恵産業創造の森
サイト:https://www.kcua.ac.jp/20221102_eveningterrace_1/

11月
5
「生涯学」の挑戦 ―高次脳機能障害から見える新しい生涯観― @ 京都大学医学部創立百周年記念施設 芝蘭会館稲盛ホール2F/オンライン(Zoomウェビナー)
11月 5 @ 14:00 – 15:30
 65歳以上の高齢者の割合が総人口の28%を超えている ― そのような超高齢社会への対応は喫緊かつ重要な社会問題です。これまでは、人間の生涯は「成長から衰退へ」という単純な枠組みで捉えられてきましたが、人生100年時代の到来とともに、従来のような固定的な生涯観だけで人間の生涯を理解することは難しくなってきています。
 我が国の未来に貢献すべく始められた学際的研究プロジェクト「生涯学の創出:超高齢社会における発達・加齢観の刷新」では、従来の生涯観を刷新し、人間の生涯における変化を、社会との相互作用の中で多様な成長と変容を繰り返す生涯発達のプロセスとしてとらえ直すことを目的とした、新しい学際的研究領域である「生涯学」を創出し、2020年度から研究を展開しています。
 今回のシンポジウムでは、高次脳機能障害(記憶・注意・感情などの「高次な」脳機能に障害を有すること)の研究で著名な鈴木匡子東北大学教授をお迎えし、プロジェクトから心理学、社会学、文化人類学を専門とする研究者が登壇し、一般の方々にもわかりやすく、多様な視点から人間の「新しい生涯観」の構築に向けた議論を展開します。
 今後の超高齢社会において、我々一人一人がどうすべきかのヒントを得る貴重な機会ですので、是非ご参加ください。

リンク・詳細:https://www.kyodai-original.co.jp/?p=16491
日時:2022年11月5日(土)14:00~15:30(申込締切:11月2日(水)17:00)
方式:ハイブリット開催(Zoomウェビナー)
費用:無料
主催:文部科学省科学研究費助成事業学術変革領域研究(A)「生涯学」総括班
共催:京都大学大学院人間・環境学研究科
後援:(一社)日本高次機能障害学会、日本認知心理学会神経心理学部会、日本パーソナリティ心理学会

問い合わせ先:京大オリジナル株式会社 プロジェクトマネジメント部
E-mail:kensyu@kyodai-original.co.jp


タイムテーブル:

14:00-14:05 挨拶
月浦 崇 「生涯学」領域代表 京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授(認知神経科学)
14:05-14:50 特別講演
「ヒトの脳のはたらきは加齢や脳損傷でどう変化するのか」

鈴木 匡子 東北大学大学院 医学系研究科 高次機能障害学 教授(神経内科学、神経心理学)
14:50-15:10 特別講演を受けて
倉田 誠 東京医科大学 医学部医学科 准教授(医療人類学)
柴田 悠 京都大学大学院 人間・環境学研究科 准教授(社会学)
朴 白順 京都大学大学院 人間・環境学研究科 特定助教(神経心理学)
15:10-15:30 ディスカッション/質疑応答

※本シンポジウムと発表される成果の一部は科学研究費助成事業の支援を受けて実施しています。

11月
6
京都橘大学 たちばな教養学校Ukon 開講記念 連続トークイベント(第1回)のお知らせ
11月 6 @ 13:30 – 15:00

「たちばな教養学校Ukon」の開講を記念して、連続トークイベントを実施します。
全3回のうち、第1回目のご案内です。どなたでも参加できます。ぜひご参加ください!

■───────────────────────────────────────
 開講記念 連続トークイベント 開催概要
───────────────────────────────────────■
日時: 2022年11月6日(日)13:30~15:00(開場13:00)
場所: 京都産業会館ホール「南室」 ※ 京都経済センター(SUINA室町)2F
登壇者: 小川洋子氏(小説家)、河野通和氏(編集者・読書案内人)
テーマ: 物語を生きる、物語を紡ぐ
入場料:1,500円
申込方法:特設サイトから申込み ※先着順
特設サイト:https://www.tachibana-u.ac.jp/ukon/

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 たちばな教養学校 Ukonとは
 ―「世の中には時間をかけなければどうしてもわからないことがある。ふかく「生きる」ための新たな学びを!」―
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「たちばな教養学校 Ukon」とは、京都橘大学がはじめる「生きる」をもっと深く味わうための新しい学びのプロジェクトです(2023年度開講予定)。誰でも参加できる連続公開講座として様々なイベントを実施していきます。
「たちばな教養学校 Ukon」では、学頭に河野通和氏(編集者・読書案内人・本学客員教授)をお迎えし、自然や生命のなりたち、社会のあり方、私たちの生き方を問いながら、「ともに学ぶ」を通して、自他の関係を見直し、<ケア>の精神に生かされた寛容な社会をめざします。

■ 学頭メッセージ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
人生は、クイズ番組の「早押し」競争ではありません。正解を求めて目の色を変える必要などないのです。自分の胸にストンと納得のいく答えを得るまでには、それなりの時間と労力を要します。慌てず、騒がず、焦らずに、そのプロセスを我慢強く耐えていれば、しだいに心身が解きほぐされ、考えること自体がおもしろくなってくるから不思議です。まして誰か仲間と「場」を共有し、一緒に問いを分かち合うと、なおさらに――。
いまいる環境になじめない、先の見えない不安に襲われる、生きづらい……私たちの人生や社会は、容易に答えの見つからない厄介な事柄に溢れています。そんな岐路に立たされた時、思いがけない出会いや体験が、あなたを支えてくれるかもしれません。それこそが「生きた教養」だと思います。この講座を通して、あなたのなかの何かが変わり、視野が少し広がって、明日に向かう勇気と希望が湧いてくることを祈ります。

■ 学頭が考える<ケア>の精神
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「みんなちがって、みんないい」(金子みすゞ)——多様性(ダイバーシティ)が賞賛される時代です。しかし、個性や価値観、利害の異なる人たちと、実際に「共助・協働」するのは決して容易なことではありません。カギになるのは、エンパシー(人を思いやる力)だと思います。他者の内面に想像力をはたらかせ、対話し、配慮し、お互いの生を支え合う――「共生」の精神、広い意味における「ケア」の創造的な営みがその核ではないかと思います。私たちは誰しもケアする、ケアされる関係性の中に生きています。それは医療や福祉の世界に限ったことではなく、育児や仕事など私たちの個人的な、あるいは社会的な活動全般において、さらには「生命の網」自体にいたるまで、存在の基盤はすべて「共助・協働」に支えられています。競争、対立、分断が際立つ時代だからこそ、分かち合い、他者をいたわる寛容の社会を築くため、私たちの心の中にあるケアの精神を改めて耕したいと考えます。