研究開発や事業化、競争的資金制度等への提案でお困りのことはありませんか?

大学の研究成果の実用化を目指す場合、開発に成功した研究成果だけでの実用化は困難であり、他分野の技術やノウハウが不足しているために苦労している場合が多々あります。このような場合、企業の「知」で「研究成果の実用化」を図りませんか?

例えば、次のような場合です。

  1. エネルギー変換率に優れた有機材料の開発に成功したが、フィルムなどの基盤に均一に塗布する技術がない
  2. 実験室レベル(ビーカーやフラスコレベル)での合成技術に成功したが、大量生産のために、開発した材料を素早く均一に混合する技術がない
  3. 環境に優しい材料を開発したが、微細な穴をあける、曲げるなどの加工技術がない
  4. 酸素に触れると分解する材料の被膜技術(塗装技術)、酸化防止技術がない
  5. 試験管レベルでの細胞の大量生産には成功したが、大量培養(タンク培養)技術がない

このような場合、不足している技術やノウハウを有する企業の協力を仰ぐことが、実用化への近道であると考えられます。

また、近年の競争的資金制度等では、企業の参画が必須である場合もあります。このような場合、自身の研究開発に必要な技術やノウハウなどの資源を有する、あるいは研究開発の方向性に合った企業と連携する必要がありますが、連携可能な企業探しに苦労された経験はありませんか?

さらに、研究開発を効率的に行うためには、研究開発の目的に合った装置や機器、道具が必要です。一般の研究機器のカタログなどには汎用性の高い装置や機器、道具は記載されていますが、特殊な用途に用いる装置や機器、道具を探すことに苦労した経験はありませんか?特に、新しい分野の研究開発に必要な装置や機器、道具は市販されていないことが多々あります。

あるいは、ちょっとした加工を施すことによって作業効率が向上するとわかっているにもかかわらず、その加工ができる業者が見つからないために、効率の悪い研究をした経験はありませんか?

研究開発の目的に合わせて装置や機器、道具を入手することができず、やむを得ず、入手可能な装置や機器、道具に合わせて、あるいは加工を施して実験系や研究プロトコールを組立てるなど、不便を感じている研究者も多いと思います。このような場合、優れた技術やノウハウを有する企業に研究開発目的に合った装置や機器、道具等の製作・加工(試作開発)を依頼することは有効な手段です。

一方、企業にとっても、従来分野とは異なる新しい分野で自社の持つ技術やノウハウの応用展開が図れ、事業領域の拡大や自社技術やノウハウのさらなる向上につながります。

加盟大学の研究者の方で、大学ニーズの企業への橋渡しを希望される方は、
下記のフォームからお申込み下さい。(Webのみでの申込みになります)

【産学連携相談申込書(大学ニーズ)の記入にあたっての留意事項】

産学公連携相談申込書(大学ニーズ)への記入にあたっては、下記の点にご留意下さい。

(1)研究内容や研究成果などの詳細については、企業との打合せの場で説明していただければ結構ですので、可能な限り専門用語を使用せず、簡潔にわかりやすく記入して下さい。

(2)ご記入いただいた産学連携相談申込書(大学ニーズ)については、産学公連携推進部や支援機関、金融機関以外に公表することや産学連携の橋渡し以外の目的で使用することはありませんが、トラブル等を未然に防ぐため、申込み時点での機密事項については、産学連携相談申込書(大学ニーズ)には記入しないで下さい。

【相談申込みはこちらから】