産学公連携の主なスタイル

産学公連携には、主に下記のようなスタイルがあります。

1.共同研究
 大学と共通の研究テーマ(課題)について、企業が研究者を派遣、あるいは研究資金等を提供して共同で、あるいは分担して行う研究

2.研究委託
 企業が大学に研究を委託し、大学から研究成果の報告を受けること

3.分析・評価依頼
 企業の成果物、開発製品等を大学に持込み、大学の研究機器や設備、知見を活かして分析、評価してもらうこと

4.技術のデザイン・アイデア等の相談・指導
 企業が大学の研究者に研究開発上の技術的な相談を行い、または研究者から指導をうけること
デザインや伝統工芸・文化、芸術系、社文系、語学・教育系に関わる指導相談やアイデアも含む

5.大学の保有する特許の利用
 大学の持つ知的財産等を使用すること

6.人材育成(社員の派遣研修)
大学の社会人教育(技術者や研究者の大学での研修)、教育プログラム・ツール開発等

  1. 研究分野に関係する最先端技術や知見に触れられること
  2. 大学に設置されている高額な研究設備や機器を利用できること
  3. 大学の設備やネットワークを活用することで、企業単独では取り組みにくい研究課題に取り組めること
  4. 社員の研究能力や経営能力の向上等の人材育成が図れること
  5. 大学のネットワークを通じて専門分野のネットワーク(人脈)が広がること