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この度、(公財)京都高度技術研究所では、研究開発から事業化までの産学連携
において関係する契約条項(秘密保持・共同研究・ライセンス等)を題材に、研究
者や経営者が留意すべきポイントや失敗事例を、大学・企業それぞれが重視する点
の違いを踏まえて分かりやすく解説する知財セミナーを開催します。
【開催概要】
■日 時 令和4年10月4日(火) 午後3時~午後4時30分
■会 場 Zoomのオンライン
■対 象 企業、大学、研究機関の研究者・その他上記テーマに関心のある方々
■定 員 100名(先着順)
■参加費 無料(事前申し込み)
■申込方法 下記URLからお申し込みください。
■お問合せ先
(公財)京都高度技術研究所 地域産業活性化本部
京都市桂イノベーションセンター 担当:小野寺、岩城
TEL:075-391-1141 E-mail:kkic@astem.or.jp
京都大学・京大オリジナル株式会社では、ライセンスや共同研究などを通じて研究成果を社会に還元することを目的に、京大テックフォーラムを開催しています。
今回は「多元素メスバウアー分光~元素を選択して化学状態を特定する分光法の新展開~」をテーマに、「メスバウアー分光とは~放射性線源から放射光利用の最先端へ~」「多元素メスバウアー分光の応用例~鉄、金、ニッケルについて~」の2つの講演で、メスバウアー分光法についてご紹介します。
特定元素の物理的性質の測定、素材(とくに鉄・レアメタル・金)開発などについて、関心のある方は是非ご参加ください。
※お申込み頂いた方でご希望の場合には、開催後の別日程で登壇教員との個別面談(産学連携に関するものに限定)が可能です。
【日時】2022年10月5日(水) 13:30~15:30 ※申込締切:10月2日(日)
【場所】Zoomによるオンライン配信
【定員】100名程度(事前申込)
【受講料】無料
【主催】京都大学産官学連携本部、京大オリジナル株式会社
【後援】京都大学学術研究展開センター(2022年10月以降。現 京都大学学術研 究支援室)、株式会社TLO京都株式会社
【詳細】https://www.kyodai-original.co.jp/?p=16450
<問い合わせ先>
京大オリジナル株式会社
E-mail:kensyu@kyodai-original.co.jp
〈京大発イノベーションを探る@健都〉
食と微生物の相互作用研究が導く、オーダーメイド健康社会
〜腸内細菌代謝物「ポストバイオティクス」の共同研究が開く未来〜
食品成分と腸内細菌や発酵微生物との相互作用に着目し、腸の免疫機能と健康状態(アレルギーや炎症の制御など)の関係を解明しようとする共同研究チームからご登壇者をお招きします。公的研究機関と大学に所属する研究者3名によるトークセッションです。
日時:2022年10月6日(木)16:00~18:30
形式・定員:ハイブリッド開催(現地参加定員:25名、オンライン参加:200名)
※現地会場:健都イノベーションパークNKビル1Fク・ラスターラウンジ
費用:無料
リンク・詳細:https://lp.krp.co.jp/tkl_event_input_20221006.html
主催:JR西日本不動産開発株式会社、京都リサーチパーク株式会社、京大オリジナル株式会社
共催:京都大学産官学連携本部
問い合わせ先:京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 担当:池田tkl@ml.krp.co.jp
コロナ禍から回復に向けた取り組みが少しずつ進みつつある中で急速に進展する人口減少により、日本社会の基盤が徐々に蝕まれはじめ、大きな構造変化がもたらされようとしています。また、団塊の世代が75歳以上となる2025年の高齢化率は30%に達すると予測されています。今後、政府、企業、地域社会、各家庭や個人において、カーボンニュートラル対応や地方と都市のあり方、テクノロジーをどう社会に取り込むかなどとも向き合って取り組むことが求められています。
そのような難しい局面であっても、ヘルスケア領域においては、IT、AI、ものづくりなどの最新テクノロジーを駆使したベンチャー企業に大きな期待が集まっています。
本セミナーでは、京都大学のアカデミズムをベースに、事業会社、社会政策コンサルタント、ベンチャー企業、投資家たちがオンラインにて議論し、メッセージを発信していきます。日本が高齢化先進国となり、世界をリードしていくためのヒントを得る貴重な機会ですので、是非ご参加ください。
※本セミナーは、京都大学 経営管理大学院/プライベート・エクイティ(ポラリス・キャピタル・グループ株式会社)寄附講座、経済学研究科/プライベート・エクイティ(ポラリス・キャピタル・グループ)寄附講義の一環として開催されます。
リンク・詳細:https://www.kyodai-original.co.jp/?p=16230
日時:2022年10月12日(水)14:00~16:50(申込締切:10月10日(月)17時)
方式:オンライン開催(Zoom)
費用:無料
共催:京都大学経営管理大学院、京都大学大学院経済学研究科、ポラリス・キャピタル・グループ株式会社、京大オリジナル株式会社
問い合わせ先:京大オリジナル株式会社 プロジェクトマネジメント部
E-mail:kensyu@kyodai-original.co.jp
14:00-14:20 | 開会挨拶 京都大学大学院経済学研究科 科長/教授 依田高典 京都大学経営管理大学院 院長/教授 澤邉紀生 ポラリス・キャピタル・グループ株式会社 代表取締役社長 木村雄治 |
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14:20-14:40 | キーノートスピーチ① 「人生100年時代を健康に生きる ー 社会政策から見たヘルスケア産業の可能性 ー」 社会政策課題研究所 所長 江崎禎英 氏 |
14:40-15:00 | キーノートスピーチ② 「デジタル×ヘルスケアによる社会課題アプローチ」 総合メディカル株式会社 専務取締役 酒井秀晃 氏 |
15:00-15:20 | キーノートスピーチ③ 「超高齢社会におけるウェルビーイング促進:「非医療的」アプローチの重要性」 京都大学大学院総合生存学館 教授 積山薫 |
15:20-15:30 | 休憩 |
15:30-16:45 | クロストーク 「大学発ベンチャーから考える社会課題型アプローチ」 みやこキャピタル株式会社 代表取締役 パートナー 京都大学経営管理大学院 研究員 岡橋寛明 氏 株式会社Integral Geometry Science Chief Strategic Officer 神戸大学 数理データサイエンスセンター 教授 木村建次郎 氏 早稲田大学ベンチャーズ株式会社 パートナー 丹羽大介 氏 社会政策課題研究所 所長 江崎禎英 氏 総合メディカル株式会社 専務取締役 酒井秀晃 氏 京都大学大学院総合生存学館 教授 積山薫 京都大学経営管理大学院 特別教授 幸田博人(モデレーター) |
16:45-16:50 | 閉会挨拶 京都大学経営管理大学院 特別教授 幸田博人 |
〈京大発イノベーションを探る@健都〉
乳幼児期からはじめる生涯の健康づくり
―日本人乳幼児専用腸内細菌データベースの構築
~次世代の体と心の健康を目指す2大学・3企業の共同研究~
日本人乳幼児に特化したデータベースを整備し、日本初の子ども向け腸内検査キットと子育て世代のお母さんの心と身体の評価システムを共同開発した、産学連携チームからご登壇者をお招きします。京大・阪大の研究者と注目ベンチャーCSOの3名によるトークセッションです。
日時:2022年10月17日(月)16:00~18:40
形式・定員:ハイブリッド開催(現地参加定員:25名、オンライン参加:200名)
※現地会場:健都イノベーションパークNKビル1Fク・ラスターラウンジ
費用:無料
リンク・詳細:https://lp.krp.co.jp/tkl_event_input_20221017.html
主催:JR西日本不動産開発株式会社、京都リサーチパーク株式会社、京大オリジナル株式会社
共催:京都大学産官学連携本部
後援:大阪大学大学院医学系研究科 先進融合医学共同研究講座 先進融合医学研究会
問い合わせ先:京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 担当:池田tkl@ml.krp.co.jp
心電計機能を用いた診断支援や治療用アプリなどのプログラム医療機器(SaMD:Software as a Medical Device)については、厚生労働省からその実用化促進パッケージ戦略(DASH for SaMD)やSaMD該当性判断のためのガイドラインが公表されるなど、早期実用化に向けた取組みが展開されつつあります。
しかし、実際の運用場面では、データ収集時における個人情報の取り扱いや、プログラムの使用方法やアプリの表示方法によってSaMDに該当するかどうかの判断が困難であることなど、まだまだ課題が山積しています。
本セミナーでは、それらの課題の中でも、個人情報保護やセキュリティ確保などに多くの検討余地がある一方で、その活用により医療の高度化や医療費の抑制への期待が大きいPHR(Personal Health Record)を中心に、主にビジネスを進める側からSaMDの最新動向についてお聞きします。
医療機器メーカーや製薬企業などのご担当者、医療関係者はもちろんのこと、IT関係の方や行政の方など、SaMD及びデジタルヘルスにご関心ある方は是非お申し込み下さい。
リンク・詳細:https://www.kyodai-original.co.jp/?p=16463
日時:2022年10月18日(火)13:00~15:00(申込締切:10月14日(金)正午)
方式:オンライン開催
費用:無料
主催:KAHSI(Kyoto Advanced Health Software Intiatives)
共催:京都大学医学部附属病院
問い合わせ先:京大オリジナル株式会社 ソリューションデザイン部 KAHSI(かーし)担当
E-mail:event1@kyodai-original.co.jp
タイムテーブル:
13:00-13:05 | 開会挨拶 京都大学医学部附属病院医療情報企画部長/教授 黒田知宏 |
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13:05-13:35 | 講演① 渥美坂井法律事務所・外国法共同事業パートナー弁護士 落合孝文 氏 ((一社)日本医療ベンチャー協会理事) |
13:35-14:05 | 講演②「食事摂取内容をPHRとして活用するための取り組み」 京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 講師 池田香織 |
14:05-14:35 | 講演③ 「PHRサービス『auウェルネス』でKDDIが目指す世界」 KDDI株式会社 ヘルスケア事業推進部 シニアエキスパート 田口健太 氏 (PHRサービス事業協会(分科会3)幹事会社) |
14:35-15:00 質疑応答 | 3名の登壇者への質疑応答(モデレーター KAHSI 黒田知宏・桐山瑶子) |
本セミナーでは、研究開発情報(実験データ、試作品情報等)等の技術情報のほか、顧客情報、取引先情報等の営業情報など多数の情報がどのような場合に法的に保護されるのか、これらの情報についてどのような管理が求められるのかについて、概要をご説明いただきます。
今一度この機会に、情報管理の基礎について学びなおしてみませんか。
みなさまのご参加をお待ちしています。
※次回も、特許出願・権利化・活用戦略等、バイオ・ヘルスケア企業の方々に役立つトピックが用意されています。どうぞお楽しみに!
詳細はこちら:https://lp.krp.co.jp/tkl_event_input_20221031.html?utm_source=chiesan&utm_medium=mail&utm_campaign=tmi2
■セミナータイトル: バイオ・ヘルスケア企業における情報管理~研究開発情報、顧客情報等の取扱いについて~
■日 時:2022年10月31日(月)16:00~17:00
■現地会場:〒566-0002 大阪府摂津市千里丘新町3-17
健都イノベーションパークNKビル1Fク・ラスターラウンジ
交通アクセス:JR京都線岸辺駅より徒歩7分
(定員25名)
■オンライン:Zoomウェビナー(定員200名)
※お申込いただいた方には、お申込み後と開催前日にZoomウェビナーのURLをご送付します
■イベント詳細:https://lp.krp.co.jp/tkl_event_input_20221031.html?utm_source=chiesan&utm_medium=mail&utm_campaign=tmi2
■主 催:JR西日本不動産開発株式会社、京都リサーチパーク株式会社
■お問合せ:京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 担当:池田 tkl@ml.krp.co.jp
《イブニング・テラス》は、京都市立芸術大学の教育や研究を公開することで、京都の知恵、文化、技術と融合し、さらなる京都の発展につなげていただこうと企画した連続講座です。第一回目は、来年10月にひかえた京都駅近くへの移転と、地域に開かれた新しいキャンパスの概要を説明するとともに、京都芸大の「想像を創造に育てる教育」について、本学の赤松玉女学長がお話しします。感性や創造性の在処について、参加者の皆様と意見交換をしたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしています。
日時:2022年11月2日(水曜日)18時−19時30分
会場:京都経済センター3階 KOIN
定員:70名
参加費:無料
問合せ先:
◆一般社団法人 京都知恵産業創造の森 産学公連携推進部
TEL:075-353-2302 E-Mail:renkei@chiemori.jp
◆公立大学法人 京都市立芸術大学 総務広報課
TEL:075-334-2200 E-Mail:kyogei_pr@kcua.ac.jp
主催:公立大学法人 京都市立芸術大学
共催:一般社団法人 京都知恵産業創造の森
サイト:https://www.kcua.ac.jp/20221102_eveningterrace_1/
リンク・詳細:https://www.kyodai-original.co.jp/?p=16491
日時:2022年11月5日(土)14:00~15:30(申込締切:11月2日(水)17:00)
方式:ハイブリット開催(Zoomウェビナー)
費用:無料
主催:文部科学省科学研究費助成事業学術変革領域研究(A)「生涯学」総括班
共催:京都大学大学院人間・環境学研究科
後援:(一社)日本高次機能障害学会、日本認知心理学会神経心理学部会、日本パーソナリティ心理学会
問い合わせ先:京大オリジナル株式会社 プロジェクトマネジメント部
E-mail:kensyu@kyodai-original.co.jp
タイムテーブル:
14:00-14:05 | 挨拶 月浦 崇 「生涯学」領域代表 京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授(認知神経科学) |
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14:05-14:50 | 特別講演 「ヒトの脳のはたらきは加齢や脳損傷でどう変化するのか」 鈴木 匡子 東北大学大学院 医学系研究科 高次機能障害学 教授(神経内科学、神経心理学) |
14:50-15:10 | 特別講演を受けて 倉田 誠 東京医科大学 医学部医学科 准教授(医療人類学) 柴田 悠 京都大学大学院 人間・環境学研究科 准教授(社会学) 朴 白順 京都大学大学院 人間・環境学研究科 特定助教(神経心理学) |
15:10-15:30 | ディスカッション/質疑応答 |
※本シンポジウムと発表される成果の一部は科学研究費助成事業の支援を受けて実施しています。
「たちばな教養学校Ukon」の開講を記念して、連続トークイベントを実施します。
全3回のうち、第1回目のご案内です。どなたでも参加できます。ぜひご参加ください!
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開講記念 連続トークイベント 開催概要
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日時: 2022年11月6日(日)13:30~15:00(開場13:00)
場所: 京都産業会館ホール「南室」 ※ 京都経済センター(SUINA室町)2F
登壇者: 小川洋子氏(小説家)、河野通和氏(編集者・読書案内人)
テーマ: 物語を生きる、物語を紡ぐ
入場料:1,500円
申込方法:特設サイトから申込み ※先着順
特設サイト:https://www.tachibana-u.ac.jp/ukon/
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たちばな教養学校 Ukonとは
―「世の中には時間をかけなければどうしてもわからないことがある。ふかく「生きる」ための新たな学びを!」―
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「たちばな教養学校 Ukon」とは、京都橘大学がはじめる「生きる」をもっと深く味わうための新しい学びのプロジェクトです(2023年度開講予定)。誰でも参加できる連続公開講座として様々なイベントを実施していきます。
「たちばな教養学校 Ukon」では、学頭に河野通和氏(編集者・読書案内人・本学客員教授)をお迎えし、自然や生命のなりたち、社会のあり方、私たちの生き方を問いながら、「ともに学ぶ」を通して、自他の関係を見直し、<ケア>の精神に生かされた寛容な社会をめざします。
■ 学頭メッセージ
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人生は、クイズ番組の「早押し」競争ではありません。正解を求めて目の色を変える必要などないのです。自分の胸にストンと納得のいく答えを得るまでには、それなりの時間と労力を要します。慌てず、騒がず、焦らずに、そのプロセスを我慢強く耐えていれば、しだいに心身が解きほぐされ、考えること自体がおもしろくなってくるから不思議です。まして誰か仲間と「場」を共有し、一緒に問いを分かち合うと、なおさらに――。
いまいる環境になじめない、先の見えない不安に襲われる、生きづらい……私たちの人生や社会は、容易に答えの見つからない厄介な事柄に溢れています。そんな岐路に立たされた時、思いがけない出会いや体験が、あなたを支えてくれるかもしれません。それこそが「生きた教養」だと思います。この講座を通して、あなたのなかの何かが変わり、視野が少し広がって、明日に向かう勇気と希望が湧いてくることを祈ります。
■ 学頭が考える<ケア>の精神
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「みんなちがって、みんないい」(金子みすゞ)——多様性(ダイバーシティ)が賞賛される時代です。しかし、個性や価値観、利害の異なる人たちと、実際に「共助・協働」するのは決して容易なことではありません。カギになるのは、エンパシー(人を思いやる力)だと思います。他者の内面に想像力をはたらかせ、対話し、配慮し、お互いの生を支え合う――「共生」の精神、広い意味における「ケア」の創造的な営みがその核ではないかと思います。私たちは誰しもケアする、ケアされる関係性の中に生きています。それは医療や福祉の世界に限ったことではなく、育児や仕事など私たちの個人的な、あるいは社会的な活動全般において、さらには「生命の網」自体にいたるまで、存在の基盤はすべて「共助・協働」に支えられています。競争、対立、分断が際立つ時代だからこそ、分かち合い、他者をいたわる寛容の社会を築くため、私たちの心の中にあるケアの精神を改めて耕したいと考えます。