コワーケーションスペース九条湯 × 龍谷大学経済学部 西川芳昭 教授
連携期間
2024年4月~2025年3月
概要
2008年まで営業していた築100年の銭湯をコミュニティの場として再活用したコワーケーションスペース九条湯(以下、「九条湯」という。)が、地域のお客様同士が交流して何か新しい事が生まれる”コミュニティHUB”としての役割を担う存在になっていくことを目的に、龍谷大学経済学部の西川芳昭ゼミナールと連携を行いました。
経過
コミュニティスペースとして運営されながら、地域活性化や地域コミュニティのHUBとしての役割を模索していた九条湯と、以前から九条湯のカフェなどを利用しており、農業・農村開発および地域資源管理を専門とされている龍谷大学経済学部の西川芳昭教授が連携し、地域の方が集まる社交場として、九条湯で人々が交流するためのイベントを開催しました。イベントでは、西川芳昭ゼミナールに所属しながら2022年11月から2年間、JICA協力隊員としてルワンダに派遣されていた藤田寿乃氏による講演などを実施しました。
結果
2025年2月23日(日)、九条湯にて講演&コーヒーの試飲会イベント「コーヒーをつくる人々の話」を開催しました。講演会では、藤田氏から、ルワンダの人々の生活やコーヒー生産に関わる人々の実情など、実際に現地で一緒に過ごしてきたからこそわかるお話をされていました。また講演会終了後には、ルワンダのコーヒーの試飲会や新鮮な野菜の販売などが行われ、参加者の方々の交流の機会となりました。九条湯と西川教授は、今後もこのような連携を広げていきたいとの意向を示されていました。

藤田氏による講演の様子

提供されたルワンダのNTWALI Coffee
製造メーカーの「女性のためのヒーローになりたい」という理念に基づいて、龍谷大学経済学部 上山美香ゼミナールの学生(小林 あやの氏、大木 仁義氏、津曲 星花氏)がパッケージをデザインしました

ルワンダの生産者に向けたメッセージ
参加者の皆さんが感謝の気持ちを込めて、「Biraryoshye(美味しかったです)」や「Murakoze(ありがとうございます)」などルワンダ語で感謝のメッセージを記しました

参加者との集合写真


イベントで配布された、ルワンダを楽しめるまち「カレンゲセクター」のパンフレット
※龍谷大学経済学部 上山 美香ゼミナールの学生(泉谷 大地氏、前田 風翔氏、住岡 慶太郎氏、山畑 直也氏、森田 穏氏、堀 薫実氏)が制作しました