龍谷大学 政策学部 今里佳奈子教授(ゼミ) × 京丹後市宇川地区

 

連携期間

2018年~2024年3月

 

概要

2015年から京丹後市丹後町宇川で持続可能な地域のあり方を研究テーマとして様々な活動を行っている龍谷大学の今里ゼミが、宇川の食材を用いた地域活性化を目的にプロジェクトを開始しました。

 

経過

龍谷大学の今里ゼミでは、宇川の食材を用いて地域を活性化しようと、2018年からカレーづくりを行っていました。2020年には京都知恵産業創造の森の令和2年度産学公連携共同研究開発事業補助金に採択され、「獣害対策」から着想して、①宇川の魅力を地域外へ発信②不要とされているものを必要なものに③地域に利益を還元の3つを目指して、宇川地区で問題となっているイノシシを使ったジビエカレーを開発しました。その後、クラウドファンディングにて資金を調達し、2021年2月には害獣で駆除されていたイノシシ活用のカレー缶詰「宇川をかける~山の見えるカレー~」を発売しました。

 

結果

学生が商品の開発を行い、2020年度は獣で駆除されていたイノシシ活用のカレー缶詰「宇川をかける~山の見えるカレー~」を販売しました。その後も2021年度は鹿カレーと鯖缶カレーを開発販売するなど、継続して宇川の食材を用いた地域活性化を行っています。