趣旨
日本の成長戦略の一環で、大学によるスタートアップ創出が求められています。そこで昨年度は、主に研究支援者を対象に、産学連携の概要を紹介するとともに、知財・法務の実務の観点から3回シリーズのセミナーを行いました。今年度は、「大学における社会実装」をキーワードに、アントレプレナーシップ教育や研究シーズの実装化、法的支援など社会実装に関する様々な観点や事例を学びます。
概要
対象:・大学、短期大学および高等専門学校等にて研究支援等を行っている方
・産学連携業務、スタートアップの創出や育成に従事されている方、関心がある方
参加費:無料(要申込)
主催:一般社団法人 京都知恵産業創造の森
運営:株式会社産学連携研究所
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カリキュラム
第1回 「大学のアントレプレナーシップ教育と学生のマインド醸成」
開催日:2025年11月28日(金)15:30~17:00
場所:京都経済センター3F KOIN
講師:
内容:京都産業大学は2023年より共通教育科目として、アントレプレナー育成プログラムをスタートしました。2026年にはアントレプレナーシップ学環を創設します。本講義では大学におけるアントレプレナーシップ教育の位置づけと、学生のマインド醸成のあり方について、支援者の立場から語り、事例共有を行います。
第2回 「研究シーズによる社会実装の推進」
開催日:2025年12月18日(木)15:30~17:00
場所:京都経済センター3階 KOIN
講師:

内容:
①研究成果の社会実装化とアントレプレナーシップ教育の現状~京都府立大学の事例~
京都府立大学は、地域に根ざす公立大学として、文理を問わず、研究成果を地域課題の解決に活かして地域貢献を行ったり、企業と連携して新規事業展開に貢献したりしてきました。近年、教員が起業してより高度な社会実装に取り組むとともに、学生へのアントレプレナーシップ教育も始めたところであり、その現状を共有します。
②研究者が活躍できる大学へ、国際化が進む現場で挑む研究支援体制の変革のリアル
2019年に京都先端科学大学として再編、2020年には授業を全て英語で行う工学部を設置し、国際化を加速させてきました。研究者の多様化が進む中、研究支援体制もゼロベースで再設計し、組織変革に取り組んでいます。本講演では、研究連携センターが果たす役割と、支援体制の課題、変革の方向性について、現場の視点から具体的に紹介します。
第3回 「大学発スタートアップ創出に関連する法的な諸問題」
開催日:2026年1月29日(木)15:30~17:00
場所:京都経済センター3階 KOIN
講師:
内容:大学発スタートアップに関しては、他のスタートアップともまた違った法的論点があります。大学・大学発スタートアップ・ベンチャーキャピタル等、大学発スタートアップに関連するあらゆる主体に対して法務支援を行っている立場から、これらの法的論点や勘所について説明します。
お問い合わせ
株式会社産学連携研究所
〒606-8307 京都市左京区吉田上阿達町17番地 地域経済牽引拠点3階
Tel:075-354-5301 E-mail:info@aird.jp
参加申込
下記URLからお申し込みください。
https://forms.gle/EYg3nX4idQ3FWSjD8

