舞鶴工業高等専門学校 × 株式会社テックス × 一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構 × 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 × 福井県高浜町 × 京都府舞鶴市
≪連携期間≫
2021年10月~
≪概要≫
北近畿の沿岸と中山間地域では人口減少が続いており、少子高齢社会、安全・安心、環境・エネルギー持続可能性 人材育成といった地域課題を抱えている。そこで北近畿の地域振興を目指すため、舞鶴工業高等専門学校が株式会社テックス等と連携し、獣害対応・遭難等のための位置決めをする共用救助システムUSRS(ユーザス)を開発しました。
≪経過≫
株式会社テックスが製作した船舶用の試作品を使用し、東京湾にて「80㎞送受信試験」と「一定距離が離れたら緊急信号を自動送信する」実験を行ったところ有効性が確認された。この送受信機を「獣害及び海陸共有のシステム」として活用できるかを検証するため、京都府と福井県県境の青葉山で電波送受信の実測調査を行いました。登山口に送信機を設置し、子機を持ちながら登山を実施した結果、子機とのデータ通信の実用性を確認し、子機の小型化開発指針を得ることができました。

畜産・獣害・遭難・海難共用システム

青葉山での実証実験の様子