新しい事業や商品の開発、あるいは他との差別化を図る場合に、戦略的にデザインを活用することが重要であり、デザインの役割や位置づけが見直されてきています。一方で、デザインに関する著作権や意匠権などの知的財産権(知財権)に関わる知識不足や認識の誤りからトラブルにまきこまれる場合が多々あります。
本セミナーでは、芸術やデザインに関わる知的財産権(知財権) の取扱いについて、モデレーターの山田繁和氏(大阪工業大学大学院 教授)を中心に、そこに潜むリスクや回避策・解決策について、実例を交え紹介します。
デザインを活用した産学公連携や事業をお考えの上で、芸術やデザインに関わる知的財産権(知財権) の取扱いに悩まれている大学や専門学校等の産学連携の実務担当者、教員、学生、デザインの戦略的な活用を目指す企業の皆さまのご参加をお待ちしております。
【プログラム】
■第1回 (通算第4回)※終了いたしました
【日 時】平成30年8月28日(火) 14:30~16:30
【場 所】京都リサーチパーク4号館2F ルーム2
【テーマ】芸術・デザイン系大学における知財教育の意義と実践に向けた動き
【内 容】
(1)芸術・デザイン系大学における知財教育の意義
※講 師:辰巳 明久 氏 (京都市立芸術大学 教授)
(2)特許庁知財教材「デザイナーが身につけておくべき知財の基本」開発について
※講 師:吉田 悦子 氏 (大阪大学知的基盤総合センター 特任研究員)
(3)モデレーター(山田 繁和 大阪工業大学大学院 教授)によるまとめ
■第2回 (通算第5回)
【日 時】平成30年10月16日(火) 14:30~16:50
【場 所】京都リサーチパーク4号館2F ルーム2
【テーマ】デザイナーが身に着けておくべき知財の基本
【内 容】
(1)特許庁が作成した知財教材の教育効果
※講 師:山田 繁和 氏 (大阪工業大学大学院 教授)
(2)芸術・デザイン系大学における産学連携
※講 師:仲村 隆蔵 氏 ((一社)発明推進協会 産学連携知的財産アドバイザー)
(3)産学連携知的財産アドバイザー派遣事業について
※講 師:横内 猛 氏 (独立行政法人 工業所有権・研修館 知的人材部長代理)
(4)モデレーター(山田 繁和 大阪工業大学大学院 教授)によるまとめ
■第3回 (通算第6回)
【日 時】平成30年12月25日(火) 14:30~16:30
【場 所】京都リサーチパーク4号館2F ルーム2
【テーマ】特許庁知財教材「デザイナーが身につけておくべき知財の基本」を用いた取組み
【内 容】
(1)京都市立芸術大学における「クリエイターのための知的財産入門」-アクティブ・ラーニング導入例
※講 師:吉田 悦子 氏 (大阪大学知的基盤総合センター特任研究員)
(2)知財教材のPBL(Project Based Learning)の適用
※講 師:山田 繁和 氏 (大阪工業大学大学院 教授)
(3)モデレーター(山田 繁和 大阪工業大学大学院 教授)によるまとめ
【対 象】大学や専門学校等の産学連携の実務担当者、教員、学生、デザインの戦略的な活用を目指す企業
【主 催】京都産学公連携機構
(京都府、京都市、京都商工会議所、(公社)京都工業会、京都大学、(公財)大学コンソーシアム京都)
【後 援】特許庁、近畿経済産業局、(一社)京都発明協会
【人 数】先着50名/回 (定員になり次第締め切ります)
【参加費】
・大学や専門学校等、京都産学公連携機構関係者:無料
・デザインの戦略的な活用を目指す企業・個人:2,000円/回
【申込方法】添付の参加申込書に必要事項をご記入の上、FAX、あるいはメールで京都産学公連携機構事務局まで、お申し込み下さい。
・メールでお申込みの場合は、件名を「デザイン活用セミナー参加申込」として、本文に、①氏名(ふりがな)、②企業・団体名(ふりがな)、③所属/役職、④企業・団体所在地、⑤TEL、⑥FAX、⑦セミナー(第1~3回)をご記入のうえ、同事務局(E-mail:sangakukou@kyo.or.jp)までご送付ください。
【添付資料】チラシ
【会場案内】京都リサーチパーク(KRP) 4号館2F ルーム2
(〒600-8813)京都市下京区中堂寺粟田町93
■京都駅より、JR嵯峨野線(山陰線)で1駅、「丹波口」駅下車 西へ徒歩5分
■京都駅より、タクシーで約10分
問い合わせ先
京都産学公連携機構 事務局(担当:細江、河上)
TEL:(075)229-6455
FAX:(075)211-1881
E-MAIL:sangakukou@kyo.or.jp