企業で環境技術を取り扱う技術者の方々、行政の水環境部門を担当する方々へ全く新しい生物多様性のモニタリング技術「環境DNAによる水中の生物相調査」についてのセミナーです
将来の新しい水環境の調査法、分析法として期待される、「環境DNA分析による生物多様性モニタリングの技術」について、最新の研究動向をご紹介します。
従来ある水環境の調査方法の一つとして、水中に生息する魚類等の生態を調べる方法があり、水に潜り魚を観察する作業や網で捕獲する作業が必要となります。
今回ご紹介する環境DNAによる生態のモニター技術は、海、湖、沼や河川からバケツ一杯の水を採取して水中に存在するDNAを解析することにより、その生態系の生物相が判るという画期的な新技術です(「魚類メタバーコーディング」の技術)。
現在、河川の水質は、主に排水中の有害物質の量で管理されますが、この技術により実際の生態系への影響も容易にモニタリングできる可能性があり、日本のみならずグローバルな規模での水環境の維持に対して大きく貢献することが期待できます。
今回は、本技術のさきがけとして研究を進めている研究者により、環境DNAの技術についてご紹介させていただきます。
【日時】平成27年11月25日(水) 13:30~16:30 (受付開始 13:00)
【場所】龍谷大学 瀬田キャンパス REC小ホール
(大津市瀬田大江町横谷1-5 JR琵琶湖線「瀬田」駅よりバス約8分)
【参加費】無料
※BIZ-NET会員以外の方の「ポスター&サンプル展示 交流会」への御参加はお一人1,000円
【申込ページ】http://rec.seta.ryukoku.ac.jp/fukushi/page/biz-net-201506/
【案内ページ】http://www.ryukoku.ac.jp/event/detail.php?id=2074
【プログラム】
◆開会の挨拶(13:30~13:40)
<講演>
1 (13:40~14:05)
龍谷大学 理工学部 環境ソリューション工学科 教授 近藤 倫生 氏
2 (14:05~14:30)
神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 特命助教 源 利文 氏
休 憩(14:30~14:40)
3 (14:40~15:05)
龍谷大学 理工学部 環境ソリューション工学科 講師 山中 裕樹 氏
4 (15:05~15:30)
千葉県立中央博物館 主席研究員/動物学研究科長 宮 正樹 氏
◆ポスター&サンプル展示 交流会 (15:40~16:30)
※講演に関するパネルなどの展示を行います(軽食・飲み物をご用意しております)
講演者への個別質問や情報交換の時間としてご利用ください
※酒類も用意しています(車でお越しの方の飲酒はお控えください)