ハートコンセプトによるデザインと技術に裏打ちされたものづくりが出会う時、時代が求める新しい製品が生まれます。独自のデザインポリシーとコンセプトの下、新しい製品を社会へ提案し続ける第一線の企業から講師を招き、自社の根幹を成すデザインをどう守り、またどう活かすのか、その知財戦略を講演頂きます。
◇ 日 時 平成27年12月9日(水) 13:30~16:10
◇ 会 場 京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 60周年記念館1階 記念ホール
◇ プログラム
13:30~13:35 開会の挨拶
京都工芸繊維大学 理事・副学長(研究・産学連携担当) 森 肇
13:35~14:45 講演Ⅰ 「寄り添う視点から考える商品開発と知財戦略」
(講師)有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所 代表取締役 飯田 吉秋 氏
14:45~14:55 - 休憩 -
14:55~16:05 講演Ⅱ 「デザイン・ブランド・知的財産、ユニオンの知財戦略について」
(講師)株式会社ユニオン 宣伝広告室 兼 知財担当 係長 宮本 尚幸 氏
16:05~16:10 閉会の挨拶
京都工芸繊維大学 研究戦略推進本部産学連携室長 吉本 昌広
◇ 講師及び講演内容紹介
◆有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所 代表取締役 飯田 吉秋 氏
(プロフィール)
松下電器産業(株)勤務を経て、1985年アイ・シー・アイデザイン研究所設立。
「寄り添うデザイン」をキーコンセプトに、新たな視点からの発想、発想を実現する開発・知財戦略を行う。
2009年 グッドデザイン賞 中小企業庁長官賞受賞
2010年 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰
キッズデザイン賞 最優秀賞受賞 他国内外デザイン賞 多数受賞
(講演内容)
価値ある商品をつくり、ビジネスとして成り立たせるには、使う人に寄り添い、様々な視点から問題点やニーズを「理解」し、「発想」し、いままでになかった「アイデアを生み出す」ことが重要です。プロダクトデザイナーとして多くの商品開発に携わり得た、商品化するためのデザイン思考・問題を感動へ変化させる「ミルメソッド」での商品づくりや技術を財産として守る知的財産権の戦略について、開発商品を例に紹介いたします。
◆株式会社ユニオン 宣伝広告室 兼 知財担当 係 長 宮本 尚幸 氏
(プロフィール)
建材メーカー勤務を経て、2006年株式会社ユニオン入社。開発デザイン室で新製品開発を担当。2010年より知的財産担当。
2013年 特許庁より株式会社ユニオンが産業財産権制度活用優良企業等表彰(意匠活用優良企業)を受賞。現在は、宣伝広告室にて宣伝広告と知的財産を兼任。
(講演内容)
ユニオンでは、主に意匠権、商標権を活用した知財戦略を推進しています。デザインをどう創作し、ブランドをどう普及させ、それらをどう保護していくのかについて、業務を通じて考え、学んできたことを中心に説明したいと思います。また、それらの経験からさまざまな社内制度を整備してきました。デザインの提案制度、模倣品の対応マニュアル、権利更新の要否基準など、独自に工夫してきた取り組みについてご紹介します。
◇ 参加費 無料
◇ 定 員 100名(申込締切:平成27年12月8日(火)、定員になり次第受付終了)
◇ 詳 細 http://www.kit.ac.jp/events/events151209/
◇ 問い合わせ先
京都工芸繊維大学 研究戦略推進本部 知的財産室
TEL:075-724-7039 FAX:075-724-7030
E-mail:chizai@kit.ac.jp
◇ 申込み先
申込フォーム:https://www.liaison.kit.ac.jp/form/apply.php
京都工芸繊維大学 研究戦略推進本部 産学連携室
TEL:075-724-7933 FAX:075-724-7930
E-mail:corc@kit.ac.jp