京都工芸繊維大学 技術交流会「AIブームを支える機械学習技術~基本技術から産業応用まで~」

日時:
2016年12月12日 @ 13:30 – 18:00
2016-12-12T13:30:00+09:00
2016-12-12T18:00:00+09:00
場所:
京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス
日本
〒606-0951 京都府京都市左京区松ケ崎橋上町1
参加費:
無料

京都工芸繊維大学では,以下のとおり技術交流会「AIブームを支える機械学習技術~基本技術から産業応用まで~」を開催します。
皆様のご参加をお待ちしております.

日  時: 平成28年12月12日(月) 13:30~18:00
場  所: 京都工芸繊維大学 松ケ崎キャンパス 15号館 1階 多目的コラボレーション講義室
参加費用: 無料(懇親会を含む)
定  員: 60名程度(先着順)
主  催: 京都工芸繊維大学 研究戦略推進本部 / 公益財団法人 りそな中小企業振興財団
詳  細: http://www.liaison.kit.ac.jp/liaison/events/top/post-17.php

プログラム:

◇『機械学習の基本技術』(総論) (13:40~14:40)

講 師: 荒木 雅弘(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 准教授)

 機械学習技術を使用するデータの種類や目的とする出力の種類
によって分類し、それぞれについて代表的な手法の概要を説明し
ます。フリーで公開されているツールを用いた実演を通じて、ど
のようなデータからどのような知識が学習されてるのかをわかり
やすく解説します。

◇『機械学習の応用』(各論)

テーマ①「音声対話への応用」 (14:50~15:10)
講 師: 荒木 雅弘(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 准教授)

 スマートフォンなどに搭載されている対話技術に使用されてい
る機械学習法を概説します。具体的には入力された発話の分類に
使用されているサポートベクトルマシンと、内容語の抽出に利用
されている条件付き確率場の手法を解説します。

テーマ②「AIと人のインタラクションへの応用」 (15:10~15:30)
講 師: 岡 夏樹(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 教授)

 人との日常的なやりとりを通して、AIが相手の意図を推定し、
置かれた環境や周囲の人に適応していく方法を紹介します。日常
的な場面での人とのやりとりは、人は苦もなく行えるため簡単に
実現できると思われがちですが、実際はAIが最も苦手とする課題
です。

テーマ③「アンサンブル学習法を用いた表情認識」 (15:30~15:50)
講 師: 野宮 浩揮(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 助教)

 人とロボットのコミュニケーション等において、人の表情を正
確かつ高速に認識することは重要な課題です。本講演では、複数
の認識モデルを組み合わせて認識精度の向上を図るアンサンブル
学習法を用いて、多様な表情をリアルタイムに識別する手法を紹
介します。

テーマ④「半教師付き学習を用いた画像処理」 (16:00~16:20)
講 師: 杜 偉薇(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 助教)

 人は視覚から多様な情報を獲得することができるが、このよう
に視覚情報を有効利用することは画像処理において重要な課題で
す。本講演では、半教師付き学習法の応用として、画像から対象
物を切り出す技術を紹介します。

テーマ⑤「強化学習によるロボットシステムの制御」 (16:20~16:40)
講 師: 飯間 等(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 准教授)

 機械学習の一種である強化学習は、従来のシステム制御で必要
であった数式モデルを導出しなくてよいことから注目されていま
す。本講演では、強化学習を用いてロボットシステムを制御する
方法を紹介し、強化学習を深層学習と組み合わせた応用例も紹介
します。

◇デモ機実演

◇懇親会(立食形式)

【 申し込み】
参加申込書にてお申込みください。
申し込み詳細はこちら
※応募締切:平成28年12月8日(木)(但し定員に成り次第締切)

【お問い合わせなど】
京都工芸繊維大学 研究戦略推進本部 産学公連携室
E-mail:corc@kit.ac.jp
TEL:075−724−7933  FAX:075−724−7930