私たちが日々、口にしている農作物は、より美味しく、より作りやすくするために様々な品種改良が行われています。品種改良の方法には、自然に発生した有用系統の選抜、有用系統同士の交配による交雑育種や遺伝子組み換えなどがあります。現在、最も利用されているのは交雑育種で、性質の異なる系統同士を交配して、その中から目的の性質を持つものを選抜します。しかし、品種改良には非常に長い時間がかかり、新しい品種ができるまでに数年から十数年かかることもあります。一方、現在、生命の設計図である全DNA配列情報を解析する技術の開発が進み、品種改良の方法も大きく変わりつつあります。本講演では、品種改良の効率化のために開発されたDNAマーカーやゲノミックセレクションといった技術について紹介します。(チラシ等詳細はhttps://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-10820.htmlで参照)
【開催日時】2022年9月2日(金)15:00~17:00
【開催方法】ハイブリッド開催(Web+対面)(事前のZoomアプリのダウンロードを推奨します)以下のサイトからお申し込みください。(https://event.rec.seta.ryukoku.ac.jp/biz-net-202202/)
【参 加 費】無料
【申込締切】2022年8月29日(月)
<プログラム>
開催の挨拶(15:00~15:10)
1「品種改良のためのDNAマーカー開発」(15:10~16:05)
龍谷大学農学部 資源生物科学科 講師 滝澤 理仁
2「品種改良を加速するデータサイエンス」(16:05~17:00)
龍谷大学農学部 植物生命科学科 准教授 小野木 章雄
主催:龍谷大学 龍谷エクステンションセンター(REC)