【京都工芸繊維大学】第2回EMC対策基本技術セミナー IoT時代のEMC対策 VCCI自主規制と対応

 日本国内に流通する情報処理装置などデジタル技術を活用したマルチメディア機器には、「VCCI」のマークがつけられています。消費者は、このマークのあるマルチメディア機器については、妨害波の発生が基準値以下であり、安心して使用することができます。
 IoT時代にあって、あらゆるものがインターネットにつながる社会で、特に電波による無線での接続が工場や家庭で急増するものと予想されます。こうした時代の到来を踏まえ、事業者にとってまず求められるのは、消費者、ひいては社会の信頼を得ることです。
 日本国内では、業界の自主規制である「VCCI」マークを製品に明示することができれば、消費者が安心して使用することができる商品として、その信頼感は、大きく高まります。
 国立大学法人京都工芸繊維大学では、平成30年12月に「VCCI」適合確認試験の測定設備登録を行うことができました。これによって製造事業者の方は、VCCI協会に加入すれば、自社に登録測定設備がなくとも本学の電波暗室をご利用頂くことによって、適合確認試験を実施することができるようになりました。この機をとらえて、第2回のEMC対策基本技術セミナーを「IoT時代のEMC対策 VCCI自主規制と対応」と題して、開催することとなりました。
 特にマルチメディア機器の企画、設計、製造、販売を行う事業者の経営者層を含む多数の方々のご参加をお待ちしております。

【日 時】平成31年2月7日(木)13:30~17:00
【会 場】京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 15号館 1階 N105号室
     〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町1(市営地下鉄松ヶ崎駅徒歩約10分)
【主 催】国立大学法人京都工芸繊維大学 京都市
【協 力】一般財団法人VCCI協会
【対 象】マルチメディア機器の企画・設計・製造等に従事される方(経営者層を含む。)
【詳 細】https://www.cgi-emc.kit.ac.jp/emc_seminar_20190207/
【内 容】13:30~13:35 開会(主催者挨拶・開催趣旨説明)
     13:35~14:00 VCCI の歴史・制度紹介、日本及び各国のEMC 規制動向
     14:00~14:45 VCCI 適合確認と届出・市場抜取試験
      <休憩10 分>
     14:55~15:15 VCCI 教育研修事業の紹介
     15:15~15:30 発表内容及びVCCI 協会に関する質疑応答
                (以上、一般財団法人VCCI協会)
      <休憩15 分>
     15:45~16:30 電波暗室の紹介-登録測定設備、利用方法など-
                (京都工芸繊維大学 特任専門職)
     16:30~16:45 京都市のIoT支援策の紹介(京都市)
     16:45~17:00 質疑応答、閉会挨拶
【申 込】京都工芸繊維大学「電波暗室」の下記WEBサイトの申し込みフォームから
     https://www.cgi-emc.kit.ac.jp/entry_form_emc_seminar_20190207/
     直接電子メールの場合は、氏名、法人名、所属/役職、電話番号、電子メールアドレスを
     明記いただき、emckanri@kit.ac.jp宛お申込み下さい。
【締 切】定員(60名)に達し次第(※定員を超えた場合のみ、その旨ご本人に連絡します。)
【受講料】無料

■問合せ■
京都工芸繊維大学 電波暗室担当 e-mail:emckanri@kit.ac.jp
又はTEL 075-724-7974 FAX:075-724-7030(産学公連携推進センター 向井まで)

※一般財団法人 VCCI協会
http://www.vcci.jp/index.html