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企業のイノベーションニーズと京都大学の研究シーズとの出会いの場の創出を目的として、イノベーションプラザにて、「京都大学テックコネクト(新技術説明会)2016-Ⅱ」を開催致します。
今回は、土木、建築系で「コンクリート/鋼 構造物」をテーマに開催いたします。皆様の参加をお待ち申し上げます。
◇ 日 時 平成28年9月9日(金) 15:00-17:00
◇ 場 所 京都大学大学院工学研究科イノベーションプラザ
京都市西京区御陵大原1-30 桂イノベーションパーク内
◇ 内 容
テーマ:コンクリート/鋼構造物
①松村政秀(工学研究科・社会基盤工学専攻:准教授)
「土木鋼構造物の補修・補強・維持管理技術」
②服部篤史(工学研究科・都市社会工学専攻:准教授)
「社会基盤コンクリート構造物の耐久性向上と維持管理技術の開発」
③谷 昌典(工学研究科・建築学専攻:准教授)
「RC壁の損傷低減および構造性能改善を目指した補強技術の開発」
④聲高裕治(工学研究科・建築学専攻:准教授)
「鋼構造に適用する新発想の制振システム【制振床】」
◇ 参加費 無料
◇ 申込締切 平成28年9月6日(火)
◇ 詳細/申込み
http://www.rac.t.kyoto-u.ac.jp/ja/news/events/techconnect2016-2
◇ 問合先
京都大学大学院工学研究科附属学術研究支援センター(学術研究支援室・桂地区) 【担当:宮井、辰巳】
〒615-8245 京都市西京区御陵大原1-30 イノベーションプラザ
電話: 075-383-2834
E-mail: 090ura@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
本シンポジウムは再生医療分野の第一線で活躍されている研究者、製品開発に取り組まれている企業、国の政策や規制の専門家と直接意見交換ができるプログラムとなっております。
詳しくはホームページをご覧ください!
https://rikamo.jp/news/krp-part-ix
お申込みを希望される方は、上記ホームページにあります
「お申し込みはこちらから(再生医療ビジネスシンポジウム in KRP Part IX 申し込みメールフォーム)」
よりお願いいたします。
<概要>
日 時 平成28年9月13日(火)9:50~18:30 (交流会18:40~20:00) ※予定会
会 場 京都リサーチパーク
シンポジウム:バズホール(KRP西地区4号館地下1階)
交流会:アトリウム(KRP東地区1号館東隣)
対 象 再生医療に関心のある企業、研究機関など
定 員 先着300名
参加費 シンポジウム:5,000円(税込)
交流会:3,000円(税込)
なお、平成28年度 再生医療サポートビジネス懇話会会員様につきましては、
シンポジウム:4,000円(税込)/ 交流会:3,000円(税込)にてご参加頂けます。
【問い合わせ先】 京都リサーチパーク株式会社 産学公連携部 村中・大信田・友田
TEL:075-315-8476
FAX:075-315‐9079
Email:saisei-s@krp.co.jp
~ 2次公募を開始しました~
京都市内の中小・ベンチャー企業のライフサイエンス分野(健康・福祉・介護分野、医療機器分野等)における、新技術・製品の事業化を支援します。
京都市及び公益財団法人京都高度技術研究所では、京都大学内に設置した「京都市ライフイノベーション創出支援センター」を中心に、ライフサイエンス分野の研究開発支援、産学公連携事業、販路開拓支援等を展開しています。
この度、京都市内の中小・ベンチャー企業を対象に、健康長寿社会の実現につながるライフサイエンス分野における新技術・製品の事業化を促進させるため、健康・福祉・介護分野、医療機器分野等の展示会への出展を支援します。
募集について
<目的>
本事業は、京都市が展開する「京都市ライフイノベーション推進戦略」の一翼を担うものとして、ライフサイエンス関連産業の育成を図るため、京都市内の中小・ベンチャー企業(以下「中小企業者」という。)を対象に、健康長寿社会の実現につながるライフサイエンス分野(健康・福祉・介護分野、医療機器分野等)の新技術・製品の事業化促進に向けた展示会出展の支援を行い、新産業の創出、雇用創出につなげることを目的としています。
<対象者>
京都市内に事業拠点を有し、健康長寿社会の実現につながるライフサイエンス分野(健康・福祉・介護分野、医療機器分野等)の新技術・製品の事業化促進に取り組む以下の者とします。
・中小企業基本法第2条第1項(昭和38年法律第154号)各号のいずれかに該当する中小企業者であって、以下に記載する「次世代ものづくり産業分野」に該当する者又は当該産業分野に新たに進出しようとする者。
【次世代ものづくり産業分野(対象業種)】
09食料品製造業 | 10飲料・たばこ・飼料製造業 | 16化学工業 |
18プラスチック製品製造業 | 19ゴム製品製造業 | 21窯業・土石製品製造業 |
24金属製品製造業 | 25はん用機械器具製造業 | 26生産用機械器具製造業 |
27業務用機械器具製造業 | 28電子部品・デバイス・電子回路製造業 | 29電気機械器具製造業 |
30情報通信機械器具製造業 | 31輸送用機械器具製造業 | 32その他の製造業 |
39情報サービス業 | 40インターネット付随サービス業 |
※ただし、中小企業者であっても、以下のいずれかの項目に該当する者は除きます。
① 発行済株式の総数又は出資金額の1/2以上が同一の大企業の所有に属している者
② 発行済株式の総数又は出資金額の2/3以上が複数の大企業の所有に属している者
③ 役員の総数の1/2以上が大企業の役員又は職員を兼ねている者
※京都市税を滞納していないことが条件になります。
※「新たに進出しようとする者」とは、具体的な事業計画を有し、事業の実現可能性が
認められる場合に限ります。
※これまでに当事業(展示会出展支援)の採択を受けた者
<対象事業>
健康長寿社会の実現につながるライフサイエンス分野(健康・福祉・介護分野、医療機器分野等)の新たな技術・製品の事業化促進に向けた日本国内での展示会出展
※対象外事業
・同一事業について、国や府等の公的な補助金等の交付を受けている事業又は受けることが
決まっている事業
(交付決定以降についても、同一事業で補助金等の交付を重複して受けることはできません。)
・採択日(平成28年10月下旬頃)以前及び平成29年3月21日(火)以降に開催される
展示会への出展
<支援内容等>
○ 小間料の一部(基本小間料の1/2以内、上限30万円)
○ 基本小間装飾(展示会主催者に発注・支払うもの)の一部(上限6万円)
※展示会主催者に支払う小間料、小間装飾等の全額から、上記当財団支援額を除いた金額を
事前に申請者から当財団にお支払いただいたうえで、当財団支援額と併せて当財団から
展示会主催者に支払います。
※展示会終了後に請求される電気代等については、展示会主催者からの請求を基に、
当財団から申請者に請求させていただきます。
<募集期間>
平成28年9月14日(水)~10月6日(木)(必着)
<採択決定>
平成28年10月下旬予定(2件程度)
<申請書類等提出先・問合せ先>
【京都市ライフイノベーション創出支援センター】
○支所
〒606-8501京都市左京区吉田本町36-1
京都大学国際科学イノベーション棟308号室
TEL 762-0070 E-mail ikouyaku@astem.or.jp
○本所
〒606-8507京都市左京区聖護院川原町54
京都大学医学部附属病院 先端医療機器開発・臨床研究センター507号室
TEL 950-0880 E-mail ikouyaku@astem.or.jp
※電話等による問合せ時間 月曜日から金曜日(祝日は除く)
午前受付:9:00から12:00まで
午後受付:13:00から17:00まで
(公財)京都産業21では、京都ライフサイエンスプロジェクト成長展開事業の一環として「生活を豊かにするロボットビジネス研究会」を設立し、定期的に研究会を開催しています。
第10回となる今回は「おもてなしを支えるロボット」と題して開催します。
詳細はコチラ
※まずは、研究会に入会いただき、ご参加ください。(入会費・年会費不要)
日 時
平成28年9月15日(木) 13:30~17:00 (受付 13:00~)
場 所
メルパルク京都 4F 研修室3
〒600-8216 京都府京都市 下京区東洞院通七条下ル東塩小路町676番13
参加費・お申し込み方法
◆参加費は無料です。
研究会入会申込書&第10回研究会申込書に必要事項を記入のうえ、
FAX(075-314-4720)またはE-mail:life@ki21.jpにてお申し込みください。
講 演
◆ハウステンボス株式会社 変なホテル事業開発室 総支配人 大江 岳世志 氏
◆シャープ株式会社 通信システム事業部
IoTクラウド事業推進センタープロダクトソリューション開発部長 宇徳 浩二 氏
ディスカッション
<登壇者>
◆大江 岳世志 氏
◆宇徳 浩二 氏
◆松野 文俊 氏(京都大学大学院工学研究科教授/当研究会総合アドバイザー)
◆前川 佳一 氏(京都大学大学院経営管理研究部特定准教授/当研究会ビジネスアドバイザー)
◆吉川 典子 氏(NPO医工連携推進機構客員研究員/当研究会サポーター)
お問い合わせ先
(公財)京都産業21 新産業創出G
京都ライフサイエンスプロジェクト成長産業展開事業事務局
〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134
TEL:075-315-8563 FAX:075-314-4720
E-mail:life@ki21.jp
国際的なオープンイノベーション拠点である「けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)」を舞台に、大学発ベンチャー等の資金調達を応援する「KICK発・スター創生事業(第1回事業計画発表会)」を開催します。
当日は大学発ベンチャー等が支援機関(ベンチャーキャピタル等の投資家)に対し、事業計画のプレゼンテーションを行うほか、発表企業・支援機関の展示ブース等を設営することとしております。
企業・大学等研究機関・行政等、多くの皆さまの参加をお待ちしています。
日時:平成28年9月16日(金)13:00~17:30(開場12:30)
会場:けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)
詳細・参加申込はコチラ↓
http://kick.kyoto/news/20160901-360.html
◆問合せ先◆
公益財団法人京都産業21 けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)
〒619-0225 京都府木津川市木津川台9丁目6番地 京都府相楽郡精華町精華台7丁目5番地1
TEL:0774-66-7545 FAX:0774-66-7546 Email:kick@ki21.jp
インターネット社会で、広報やマーケティングをどう捉えるべきか…
SNSを活用することで、どのような可能性が広がっていくのか…
このセミナーではSNSの本質と、その活用のポイントをお伝えします。
■日 時■ 平成28年9月16日(金) 15:00~17:30
〔セミナー:15:00~16:30/情報交換会:16:45~17:30〕
■会 場■ 京都商工会議所 教室(2階)
■講 師■
堀川 宣和 氏(京都府広報センター Webマーケティングプロデューサー)
■内 容■
‣ セミナー第1部 「なぜ、今SNSが重要なのか?」
(1)背景としてマーケティングの基礎と復習
(2)インターネット、時代の移り変わり
(3)SNSとは何?
‣ セミナー第2部 「実践!SNSの活用」
(1)コンセプトの明確化
(2)人に見てもらうために必要なこと
(3)具体的な各チャンネルでのコツ
■料 金■
セミナー:無料 (※情報交換会まで参加される場合は1,000円を当日拝受します)
■お問合せ先■
京都商工会議所 企画室
TEL 075-212-6432
E-mail kikaku@kyo.or.jp
この度,(地独)京都市産業技術研究所(以下,「当研究所」という。)では,当研究所が技術支援等を行い,「伝統技術と先端技術の融合」や「新たな気づき」といった知恵産業をキーワードに製品化・事業化に結び付いた企業4社を新たに「知恵創出“目の輝き”」企業として認定し,認定証の授与式及び成果発表会を開催しますので,お知らせします。
また,当研究所の研究成果発表会も併せて開催しますので,多数の御参加をお待ちしております。
◇日 時 平成28年9月20日(火) 13:30~17:45 (交流会 17:50~19:30)
◇場 所 からすま京都ホテル(京都市下京区烏丸通四条下る)
◇内 容
【開会・授与式等】
【特別講演】
『イノベーションのきっかけは毎日の観察~鳥の目,虫の目,魚の目~』
株式会社成岡マネジメントオフィス代表取締役
一般社団法人京都府中小企業診断協会常任理事
成岡 秀夫 氏
【認定企業による成果発表】
株式会社ニッシン 「新規歯科用樹脂材料及び歯科模型材料の開発支援」
有限会社フクオカ機業「炭素繊維紋織物の製織技術と加工技術の開発支援」
株式会社村田染工 「天然素材の草木染による工業化及び高付加価値化技術の開発支援」
株式会社山本本家 「冷酒向け清酒酵母「京の咲(さく)」を利用した純米吟醸酒の開発支援」
【京都市産業技術研究所による研究成果発表】
「セルロースナノファイバー樹脂複合材料の開発」 仙波 健
「超高音質・超高級自転車ベルの開発・商品化」 門野 純一郎
「シリカモノリス多孔質材を用いた製品開発」 岡崎 友紀
「着物・浴衣の3D着用イメージ表示手法の確立」 岩﨑 健太
「京都独自の乳酸菌ライブラリーに関する研究」 和田 潤
「低熱膨張鉄-ニッケル合金めっき(KEEPNEX®)について」 山本 貴代
「京ものエントリーモデルプロジェクトについて」 比嘉 明子
「特定芳香族アミンをはじめとする繊維製品に含まれる物質の法規制への対応」 上坂 貴宏
◇参加費 無料(交流会参加費:3,000円)
◇締切日 平成28年9月13日(火)
◇申込方法・内容詳細 http://tc-kyoto.or.jp/info/news/post-134.html
FAX又はE-mailにてお申込みください。
◇お問合せ・申込先
〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町91番地
(地独)京都市産業技術研究所 知恵産業融合センター(担当:吉武,羽室)
TEL.075-326-6100 FAX.075-326-6200
E-mail. event_chie@tc-kyoto.or.jp
あなたもMBA(Master of Business Administration)に挑戦しませんか。
同志社ビジネススクール(DBS)は、働きながら学ぶ人のためにカリキュラムを構成しています。
また、24時間いつでも利用できる図書館や学習スペースを用意しています。
以下の要領で、入試説明会を開催しますので、お気軽にご参加ください。
当日はビジネススクール専用の大教室や図書館も見学できます。
■日時
平成28年9月21日(水)19:00~20:00
■場所・アクセス
同志社大学 大阪サテライト OS2教室 (JR「大阪」駅徒歩3分)
地図は以下のページをご参照下さい。
http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/osaka_o.html
■詳細内容
DBSは、次のような方々に最適の学び舎です。
・わが国企業の国際的競争力のなお一層の強化に従事する方々
・中小企業の更なる成長と発展に日々取り組んでいる方々
・ベンチャー企業の設立を検討している起業家の皆さん
・高度な経営知識を習得し、日本企業や自国企業でのキャリア形成を目指している留学生の皆さん
今年で開学12周年を迎え、DBSでMBAを取得した卒業生がすでに様々な企業の要職につき、活躍しています。
■参加料
無料
■交流会
なし
■申込み方法
入試説明会へはご自由にご参加頂けます。入試説明会終了後、個別相談をご希望の場合は、https://www.doshisha.ac.jp/form/business/inquiry/ よりご予約下さい。
■問い合わせ先
同志社大学大学院ビジネス研究科事務室
TEL:075-251-4600 E-mail:ji-dbs@mail.doshisha.ac.jp
http://bs.doshisha.ac.jp/inquiry/inquiry.html
■主催
同志社大学大学院ビジネス研究科(同志社ビジネススクール)
■詳細URL
http://bs.doshisha.ac.jp/admission/briefing.html#examination
次代の京都経済を支える中堅・中小企業の経営者や幹部、従業員の方々を対象に『 知恵産業・経営大会2016』を開催します。本年は東京新聞・中日新聞論説副主幹、作家、ジャーナリストの長谷川 幸洋氏を特別講演の講師としてお迎えするとともに、分科会では、皆様の関心事にスポットを当て、各方面でご活躍中の講師の方々をお迎えします。多数のご参加をお待ちしております。
日時■ 平成28年9月26日(月)13:00~17:00(受付開始 12:30)
場所■ 京都ホテルオークラ(中京区河原町御池)
<タイムスケジュール>
◇開会式 13:00~13:20
◇第 1 部 13:20~14:30
【特別講演】
東京新聞・中日新聞論説副主幹、作家、ジャーナリスト 長谷川 幸洋
『激動する世界 ~日本の指針~』
◇第 2 部 14:45~17:00
【分 科 会】
第1分科会
株式会社ウェッジ WEDGE Infinity 編集長 友森 敏雄
『世界を生き抜く日本企業~グローバルニッチトップの中小企業~』
株式会社小松製作所 顧問 駒村 義範
『コマツのグローバル成長戦略』
第2分科会
カルビー株式会社 代表取締役会長兼CEO 松本 晃
『経営変革と成長を続ける強い組織のマネジメント~カルビーを飛躍させた「夢経営」とは!?~』
第3分科会
株式会社喜久屋 代表取締役社長 中畠 信一
『逆境を追い風に、連携が生む新サービス』
株式会社日本モスフードサービス 代表取締役会長兼社長 櫻田 厚
『価格競争をしないモスバーガーの経営戦略』
第4分科会
ヤンマーアグリイノベーション株式会社 代表取締役 橋本 康治
『地域を変える、日本を変える、持続可能な農業ビジネス』
READYFOR株式会社 代表取締役CEO 米良 はるか
『共感の輪がつくる未来』
- 料金
- ■ 京都商工会議所 会員・・・無料
■ 府内商工会議所 会員・・・無料
■ 学生・・・無料
■ 一般・・・2,000円 - 備考
- ■ 定員になり次第締め切らせていただきます。
■ 講師・内容・時間等は変更となることがありますので予めご了承ください。
■ 駐車場には限りがありますので公共交通機関をご利用ください。 - 申し込み方法・詳細
- http://www.kyo.or.jp/kyoto/ac/event_107217.html
- お問合せ先
- 京都商工会議所 中小企業経営支援センター
TEL 075-212-6467
FAX 075-256-9743
http://www.kyo.or.jp/kyoto/
磁石・磁気の発見、発明、そしてその利用において、人類は大きな恩恵を受けてきました。我が国、本田光太郎博士による強力磁鉄鉱「KS鋼」の発明から、100年を迎えます。また、本学の理工学部開設以来、磁石・磁気に関する研究が続けられ、基礎研究から実用段階への展開が進んでいます。一方、地球温暖化等の環境問題の大きなうねりの中で、自然エネルギーの利用に多くの関心が集まっています。
本研究会ではオゾン層保護や地球温暖化防止に役立つ磁気冷凍技術が注目を集めている現状から、「磁気冷凍技術について」と題し、ホイスラー合金が磁場変化中に置かれたときに示す磁気冷凍効果について最初に紹介します。次に、電力の質の向上と安定供給を目的にした集中・大規模発電から、自然エネルギー利用発電との共存が求められている現状に鑑み、その一例として、流れている水の持つエネルギーを有効活用する分散型発電の役割を担う「超低落差型マイクロ水力発電」について事例を含めて紹介します。更に、自然エネルギー利用発電では蓄電技術が必要不可欠です。ボルタの電池発明以来200年余が経過した現在、蓄電技術といえば高エネルギー密度、長寿命化、急速充放電化等の要求を満たす技術革新が進み、電気を「蓄える」と「上手に使う」を実現するスマートシステムが求められていることから、「蓄電技術による新規事業立ち上げと今後の展望」と題して、実施例を紹介します。
【日時】平成28年9月27日(火) 14:00~17:00(受付開始 13:30)
【場所】龍谷大学 瀬田キャンパス REC小ホール
(大津市瀬田大江町横谷1-5 JR琵琶湖線「瀬田」駅よりバス約8分)
【申込方法】以下のいずれかでお申し込みください。
・下記「お申込みはこちら」からお申込み
・添付「チラシ」内の裏面申込書をFAX.にてお申込み
・E-mail(rec@ad.ryukoku.ac.jp)に必要事項(チラシ裏面を参照)を記入のうえ、送信
【参加費】無料
【プログラム】
1 開会の挨拶(14:00~14:10)
2 講演
(1)「磁気冷凍技術について」(14:10~14:50)
龍谷大学 理工学部 機械システム工学科 教授 左近 拓男 氏
ホイスラー合金では磁場を変化させたときに温度が降下する「磁気冷凍効果」があらわれる合金があります。この効果を利用した磁気冷凍技術は、固体の磁性体を冷媒として利用するために、気体冷凍技術のようにコンプレッサーが不要となり構造がコンパクトなのが特徴です。ホイスラー合金以外にも、希土類磁性体や遷移金属磁性体で大きな磁気冷凍効果を示す物質が多種類開発されています。最新の研究成果とともに、磁気冷凍技術の展望について紹介します。
(2)「超低落差型マイクロ水力発電」(14:50~15:30)
JAGシーベル株式会社 取締役 海野 裕二 氏
今まで単に流れているだけであった水の流れを有効活用して発電する、「超低落差型マイクロ水力発電」およびその利用例について紹介します。この発電機は水車・発電機部と発電制御盤を基本構成とした垂直二軸型水車構造のマイクロ水力発電装置であり、流水のエネルギーを効率良く水車に作用させて、発電エネルギーを得ることができます。設置において貯水池や導水管などを必要とせず、従来の水力発電の設置工事のような多大な工事費用は不要で、設置工事自体も短期で完了できるため、低コストで設置することができます。上下水道、工業排水路、農業用水路、河川水路、あるいは無電化地域での利用など利用場所は多岐にわたります。
休憩(10分間)
(3)「蓄電技術による新規事業立ち上げと今後の展開」(15:40~16:20)
ニチコン株式会社 NECST事業本部 技師長 古矢 勝彦 氏
社会が抱える課題を解決することが新規事業創出のチャンスですが、CO2排出増大に伴う地球温暖化は人類が抱える問題になっており、エネルギーの安定供給と環境保護の両立が望まれているものの、課題も多いのが現実です。この課題解決の一翼を担うことを目指し、自社のコア技術を中核に産学公連携などアライアンスを活用することで蓄電関連新規事業を素早く立ち上げた実施例を紹介します。人々が幸せになる明るい未来社会を実現するため、必要とされる今後の指針と展望を提起します。
3 名刺交換会(16:20~17:00)
詳細⇒http://www.ryukoku.ac.jp/event/detail.php?id=2337
【お問い合わせ】
龍谷大学 龍谷エクステンションセンター(REC滋賀)
担当:栃木、辻、富岡
〒520-2194 大津市瀬田大江町横谷1-5
Tel: 077-544-7299 Fax.077-543-7771
E-mail:rec@ad.ryukoku.ac.jp
主催: 龍谷大学 龍谷エクステンションセンター