インターネットと最新技術を活用したプロダクト開発において、実践的な知見や革新的なアプローチを共有することを目的に、京都大学とGMOインターネットグループ株式会社が共同で開催するイベントです。
今回、特別ゲストとして株式会社スクウェア・エニックス イノベーション技術開発ディビジョン リードAIリサーチャーの
三宅 陽一郎氏にご登壇いただきます。
加えて、京都大学、GMOインターネットグループからそれぞれ登壇し、最前線の研究・開発における技術活用の知見や未来のキャリアの可能性について共有します。
京都大学からは機械学習を専門に研究する鹿島 久嗣教授、
GMOインターネットグループからはデータサイエンティストの入谷 匠氏が登壇します。
会場参加の方にはセッション後の懇親会をご用意しております。
登壇後のスピーカーへ直接質問できるコミュニケーションの機会があります。
皆さんのご参加をお待ちしています!
概要
開催日時:2024年12月4日(水)
開催時間:17:30 ~ 20:20
会場:京都大学学術情報メディアセンター/オンライン(zoom)
開催場所:京都大学 学術情報メディアセンター南館 4F
参加費用:無料
イベント申し込み/詳細:https://kmu.connpass.com/event/335563/
こんな方におすすめ!
●IT技術者や研究者を志す学生の方
●IT業界で働いている方
●先端技術に興味がある方
スピーカー
三宅 陽一郎(株式会社スクウェア・エニックス イノベーション技術開発ディビジョン リードAIリサーチャー)
鹿島 久嗣(京都大学大学院情報学研究科 教授)
入谷 匠(GMOインターネットグループ株式会社 データサイエンティスト)
タイムテーブル
17:10 開場、受付開始
17:20 配信開始
17:30 オープニングトーク
17:35 Session1 入谷 匠『生成AIで学術研究はできるのか?~物理学者からデータサイエンティストへ~』
18:00 Session2 鹿島 久嗣『意思決定のための機械学習』
18:30 Session3 三宅 陽一郎『ゲームにおける空間AI ~デジタルゲームの人工知能~』
19:20 配信クロージング、懇親会
20:20 中締め、退場
セッション情報
Session1
生成AIで学術研究はできるのか? ~物理学者からデータサイエンティストへ~ (入谷匠)
私は元は素粒子物理学の研究者でありましたが、数理・分析能力を活かしてデータサイエンティストとしての新しいキャリアをスタートさせました。このような私の経歴を踏まえて、昨今の生成AIの発展により、生成AIが学術研究ができるのか、また、生成AIを応用して学術研究ができるのか?に関して、最新のAI技術の応用の可能性についてお話しします。
Session2
意思決定のための機械学習 (鹿島久嗣)
Session3
ゲームにおける空間AI ~デジタルゲームの人工知能~ (三宅陽一郎)
デジタルゲームにおける人工知能は40年以上の歴史を持ち、その主たるテーマは、将棋や囲碁といったボードゲームが主に離散空間・離散時間(ターンベース)の人工知能を作成するのに対して、連続空間・連続時間における人工知能です。 デジタルゲームの人工知能システムは3つの人工知能からなり、ゲーム全体を制御するメタAI、キャラクターの頭脳となるキャラクターAI、空間を解析し空間そのものを人工知能とする「空間AI」(スパーシャルAI)からなります。特に空間AIは、実空間に本システムを応用するための基盤であり、シミュレーション空間と実空間をつなぐ人工知能です。今回は、本システム全体を解説しつつ、空間AIが見せる未来についてお話いたします。